
現場Plusは、建設現場における情報共有や工程調整をクラウド上で管理できるツールです。
本記事では、料金体系や機能、導入事例、口コミをもとに、どのような企業・運用に適しているかを解説していきます。
施工管理アプリ選びでお悩みの担当者へ
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現場Plusとは
現場Plusは、「コストパフォーマンスをPlus+」というコンセプトのもと作成された施工管理アプリです。
施工管理に必要な、現場管理機能・図面取込み・写真管理などが、低コストで多数の人数が利用できる点が特徴。
また、スマホやタブレット操作が苦手な方でも利用しやすいような、直感的な操作が魅力です。
現場Plusの基本情報・スペック
| 対象規模(目安) | 〜100名程度(小規模〜中規模の建設会社向け) ※特に10〜50名規模での導入が多い |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種対応(建築・リフォーム・設備・電気・土木 など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS) ブラウザ利用可/アプリ対応 ※オフライン対応なし |
| 対応端末・OS | PC:Windows/Mac スマートフォン:iOS/Android タブレット対応 |
| サポート体制 | 電話/メール/チャット オンラインMTGによる導入・運用サポートあり |
運営元『株式会社ダイテック』について
現場Plusを提供している運営元の基本情報を下記にてまとめました。
| 会社名 | 株式会社ダイテック |
| 所在地 | 東京都品川区南大井6丁目16番19号 大森MHビル |
| 代表者 | 堀 誠 |
| 創業 | 1969年10月 |
| 資本金 | 294億8,000万円 ※株式会社ダイテックと親会社の合計額 |
| 事業内容 | 石油販売業向け情報処理サービスの開発・運用建設業向けCADの開発・販売住宅産業向けクラウドの開発・提供 |
| 親会社 | 株式会社ダイテックホールディング |
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現場Plusの評判・導入事例
現場PlusのApp Storeにおけるレビュースコアは、5段階評価で「3.4」(2026年3月現在)です。中小企業を中心に導入実績があり、評判や導入事例は気になるところです。
以下では、実際のレビュー内容と導入事例をもとに、現場Plusが高く評価されているポイント、不満が出やすいポイントを整理して紹介していきます。
初期設定の工程表の設定がしにくい工程表のテンプレートありきで、作った項目に対してチェックリストを作ることになる先にチェック項目を作れるようになっていれば、工程表のレンプレートを作るにしてもそこから選べばいいが、 チェック項目の方が後の階層になり、整理しにくい。チェックリストも順序の入れ替えはドラッグ&ドロップにしてくれた方が動かしやすい
引用元:App Store
概ね使いやすく、痒い所に手が届く配慮も多くいいアプリだと思うのですが、1点致命的にダメポイントが…
引用元:App Store
写真撮影時、被写体にピントを合わせようとしても全く合わないことがしばしば発生する。ピントを当てたいところの画面を触っても全く反応しない。一旦撮影をやめるか撮影ポイントを変えてピント合わせをする必要がある(それでも合わないことがしょっちゅう…)。
iPhoneの標準カメラアプリのピント合わせと比べると雲泥の差すぎてここを早く改善して欲しい。
それが直れば現場アプリ界では相当使いやすい部類なのでは…と思うだけに非常に残念です。
使いたい時に起動しない、撮影した写真が送れない等、円滑な仕事の妨げとなる産廃アプリ。 仕事の関係で仕方なく導入しているが、例え僅かであろうと使い物にならないアプリのために容量を割かねばならないのは甚だ癪に障る。
引用元:Google Play
使いやすく作業効率化に役立つという意見がある一方で、カメラ機能の不具合や操作性に難があるという指摘が目立ちました。また、OSアップデートに伴う安定性改善の要望も見つかりました。これらは過去のレビューも含まれますので、現在の仕様については、本格導入前にデモ利用で確認するようにしましょう。
導入事例①:株式会社安成工務店
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社安成工務店 |
| 工種 | 総合建設業(住宅・一般)・木材加工業 |
| 規模 | 従業員160〜180名 |
| 導入前の課題 | 現場関係者と社内の情報共有や進捗管理の効率化が問題視されていた |
| 導入の決め手 | UIの使いやすさ/現場関係者や社内と情報共有の円滑化 |
| 導入後の効果 | 情報共有の円滑化/施工管理の品質向上に貢献 |
| サポート評価 | 長期保証や継続的なアフターサポート体制を評価 |
- 1棟ごとに異なる注文住宅のため、社員一人ひとりの業務量が多かった。
- 直感的に使えるUIを重視。誰でも使える操作性が決め手となった。
- 現場監督の業務負担軽減し、品質管理・安全管理に集中できる環境が整備された。
▶︎詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
1棟ごとに異なる注文住宅を抱えており、業務量が膨大になっていた。支店ごと・部署ごとでの情報共有が難しく、同じ情報を入力する手間が発生していた。
現場Plusを選んだ理由
現場スタッフがストレスなく使えること、1つのシステムで全社の情報を一元管理できる点を評価して採用。
導入後の変化・効果
全情報が可視化されたことで、不要な書類や非効率な処理が浮き彫りになり、運営の仕組み自体を見直せた。事務作業や移動時間が削減され、品質管理や安全管理に集中できる環境が整った。
引用元:「楽しく仕事をするためにクラウドを選んだ。」
導入事例②:有限会社ダイシンビルド
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 有限会社ダイシンビルド |
| 工種 | 建築工事業 |
| 規模 | 従業員10〜15名 |
| 導入前の課題 | 電話・FAX・メールなど複数手段でのやりとり/社内・現場間の情報共有不足 |
| 導入の決め手 | 情報共有の一元化/他社からの紹介→評価を受けて導入を決定 |
| 導入後の効果 | バラバラの連絡手段をシステム1つで完結でき、情報共有の効率化に貢献/工事の調整や進行がスムーズに |
| サポート評価 | (本文では明確な点数なし/UIの操作性を評価) |
- 連絡手段の分断によりコミュニケーションに課題を感じていた。
- 情報共有・連絡手段が1つのツールでに集約。
- 情報共有が一括で完結し効率化。工程調整・連携が円滑になり、生産性が向上した。
連絡手段が分断している状況から改善していくという、情報共有の一元化がわかりやすい事例です。電話・FAX・メールなどの連絡を1つに集約するイメージとしての参考となります。
▶︎詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
工程表をエクセルで作成し、相手ごとに連絡手段(電話・FAX・メール)を使い分けながら共有→情報共有の確認作業に大幅に時間がかかっていた。
現場Plusを選んだ理由
知人の建設会社からの紹介や複数のアプリの検討を得て導入を決定。
導入後の変化・効果
現場Plusの導入により、これまで電話・FAX・メールなどに分散していた情報共有が一元化され、関係者全員への連絡が一度で完結するようになった。特に工程表の共有や調整がスムーズになり、従来は半日かかることもあったやり取りが大幅に短縮。現場と社内、協力会社との連携も強化され、確認作業や手戻りが減少したことで、全体の業務効率と生産性が大きく向上した。
評判・口コミから分かる現場Plusが向いている会社・向いていない会社
これまでの評判や導入事例をもとにどのような会社に向いていて、どのような会社には向いていないのかを整理して紹介します。
現場Plusが向いている会社
協力会社・職人を含めて「全員で同じツールを使いたい会社」
元請・協力会社・職人を含めて、関係者全員で同じツールを使った情報共有を行いたい会社に向いています。
外部メンバーの追加ごとに費用が発生するツールと比べ、一定ID数をまとめて利用できる料金体系のため、協力会社を含めた運用に移行しやすいでしょう。
ユーザー数が多く、ID単価によるコスト増を抑えたい会社
現場ごとに複数の担当者や協力会社が関与しており、利用人数が多くなりやすい会社に向いています。
ID単位で課金されるツールではユーザー数に応じてコストが増加しやすい一方、一定ID数をまとめて利用できる料金体系のため、人数が多い運用でもコスト構造を把握しやすい設計です。
現場Plusをおすすめしにくい企業
原価管理・発注・見積などを含めた「業務全体の統合管理」を行いたい会社
現場Plusは、情報共有や工程管理に特化したツールであり、見積・発注・原価管理などの基幹業務機能は含まれていません。
施工管理から会計・受発注までを一つのシステムで一元管理したい場合は、より広範な機能を持つオールインワン型のツールの方が適しています。
少人数での利用が中心で、ユーザー数に応じた課金の方がコスト最適化しやすい会社
現場Plusは一定ID数をまとめて利用する料金体系のため、利用人数が少ない場合でも一定のコストが発生します。
少人数での運用が中心で、利用人数に応じて課金されるツールの方がコストを抑えやすいケースでは、料金体系との相性を確認する必要があります。
工事写真の品質管理や撮影機能を最優先する会社
口コミでは、写真撮影時のピントや動作に関する指摘が一部見られます。
工事写真の撮影や台帳作成を主目的とし、撮影機能の精度や安定性を重視する場合は、専用の写真管理ツールとの比較検討が必要です。
現場Plusは、現場の情報共有に特化したツールであり、見積・発注・原価管理などの基幹業務機能は含まれていません。
業務全体を一元管理する用途か、特定の業務を効率化する用途かによって、適したツールは異なります。
他の施工管理アプリとの違いや選び方については、以下の記事でも整理しています。
→施工管理アプリおすすめ19製品【2026年最新】無料あり・料金・機能で比較ランキング
現場Plusの機能・できること
現場Plusは、電話・FAX・紙書類などで行われていた情報共有をクラウド上で管理できるツールです。
主な機能として、工程表、掲示板・トーク管理、写真・図面・書類管理、工程チェック、外部システム連携などがあります。
- 工程表
- 掲示板・トーク管理
- 写真・図面・書類
- 工程チェック・工事完了報告書
- 他システムとの連携機能
以下で各機能について、詳しく解説していきます。
工程表


現場Plusでは、工程表の標準テンプレートが用意されています。
そのため、工事期間を入力するだけで、工程表を簡単に作成可能です。
現場Plusは進捗報告も工程表上でワンタッチ入力するだけで、進捗状況の見える化が簡単にできます。
現場の見える化により、手戻りやロスを未然に防くことができ、現場管理が容易になるのがメリットと言えるでしょう。
また現場担当者が複数の現場を持っているときに役立つ、一括管理画面もあるので、無理な工程組みを防止することもできます。
掲示板・トーク管理


現場Plusのチャット機能は、掲示板とトークの2種類があります。
主な使い方は下記をご覧ください。
- 掲示板:現場全体の一斉連絡ができる
- トーク:個別やグループでの会話で利用する
現場Plusのチャットツールは、既読・未読確認ができるため、「言った・言わない」という水掛け論を減らせられます。
全体に連絡することも、個別に依頼することも簡単にできるのが現場Plusの特徴です。
写真・図面・書類管理


写真・図面・書類を現場ごとにフォルダを作成し管理できます。
従来であれば、現場に図面やカメラを持ち歩く必要があったのが、スマホ・ダブレットの携行で完結するのは嬉しいポイントです。
現場Plusでは、設計変更をリアルタイム共有できるため、図面の取違いによるミスを減らせます。
また朱書き機能が搭載されているため、的確な指示が出せるのも特徴です。
工程チェック・工事完了報告書


現場Plusは、工程ごとにチェック項目の設定ができます。
チェック項目に合わせた写真添付の義務付けの指示ができるため、施行ミスを減らすことが可能です。
なお、チェックした内容を「工事完了報告書」として提出ができます。
現場Plusの工程チェックは、協力会社(1次下請け・2次下請けなど)にも対応しています。
そのため、協力会社・元請けとのダブルチェックができるので、施行品質を保つことができる点も魅力の1つです。
他システムとの連携機能
現場Plusは、「アーキトレンドZERO(建築CAD)」「注文住宅クラウドDX」との、連携が可能です。
建築CADから直接現場Plusの図面フォルダに保存できるほか、現場情報・工程表・写真などを共有することもできます。
上記2つのシステムとの連携により、現場がよりスムーズに管理できるでしょう。
現場Plusの費用・料金
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 初期導入費 | 月額費用の1ヶ月分 |
| 月額費用 | ■基本利用料 ・PLAN1:11,000円(税込) ・PLAN2:15,000円(税込) ■追加プラン ・PLAN1:5,500円(税込) ・PLAN2:8,250円(税込) ※PLAN2はPLAN1の全機能に検査機能を追加したプランです。 |
| 無料トライアル | 要問い合わせ |
現場Plusは、一定ID数をまとめて利用する料金体系となっており、ユーザー数が増えても追加コストが発生しにくい点が特徴です。協力会社や職人を含めた複数人での利用を前提とした運用と相性があります。
現場Plus導入の流れ
現場Plus導入の流れは、下記の通りです。
- 公式HPから問い合わせ
- 資料請求・電話などで製品説明を受ける
- 操作性の検証
- デバイスの環境確認
- 契約形態・導入効果の算出
- 契約手続き
- アカウント発行
- 社内担当者の選定
- システムカスタマイズ
- 必要に応じて機材準備(iPhone・iPadなど)
- 管理者・現場担当者向けの操作研修(オンライン)
- Q&A対応・社内マニュアル整備
- 現場単位または全社での本格利用スタート
- 運用支援(不具合の確認・課題共有など)
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まとめ
現場Plusは、現場の情報共有や工程調整に特化した施工管理アプリで、協力会社を含めた全員での利用を前提とした設計となっています。
一定ID数をまとめて利用する料金体系のため、利用人数が多い現場や、外部メンバーを含めた運用と相性があります。
一方で、見積・発注・原価管理などを含めた業務全体の統合管理を行いたい場合は、他のツールも含めて検討する必要があります。
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