
昨今、建築・建設業では、高齢化による人手不足や、働き方改革による労働時間の短縮に対応した業務効率化が大きな課題となっています。
そのような課題に対応して、様々な業務効率化ツールが登場していますが、今回は工程管理・原価管理を中心としたクラウド型現場管理アプリ「BUILDY NOTE(ビルディーノート)」について解説します。
主な機能や料金、実際の導入事例について詳しく解説していきます。
「BUILDY NOTEの導入を検討しているけれど、具体的には何ができる?」「実際の評判はどうなのか?」といった疑問をお持ちの方に向けて、特徴を客観的に紹介します。
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BUILDY NOTEとは
「BUILDY NOTE(ビルディーノート)」は、現場管理から原価管理、受発注まで幅広い業務をカバーするオールインワン型の施工管理ツールです。
施工管理ツールには、工事写真や工程管理など特定業務に特化した製品もありますが、BUILDY NOTEは見積・原価・受発注・顧客管理なども含めて運用したい会社向けの製品といえます。
特に、分譲住宅メーカーや一次請け専門業者など、現場だけでなくバックオフィス業務まで一つのシステムで管理したい会社で導入されています。
また、さくらホームグループとAXS Designが現場で培ってきた業務改善のノウハウをもとに開発されており、YKK AP株式会社をはじめ2,000社以上で導入されています(2025年11月時点)。
運営元『株式会社フィックス』について
BUILDY NOTEは株式会社フィックスによって運営されています。
以下、企業情報をご紹介します。
| 会社名 | 株式会社フィックス |
|---|---|
| 本社所在地 | 石川県金沢市彦三町2-2-18 FIXビル |
| 代表取締役 | 松本唯史 |
| 設立日 | 1988年5月12日 |
| 事業内容 | デジタルコンテンツの企画・制作・ASP事業 |
| 資本金 | 10,000,000円 |
BUILDY NOTEの機能・できること
BUILDY NOTEは、建設業のすべての業務を効率化してくれる機能が豊富に備わっており、残業時間の削減や人手不足の問題を解消して、生産性向上を実現します。
BUILDY NOTEの主な機能やできること、その特徴について詳しくご紹介します。
①工程・スケジュール管理
工程表作成からスケジュール共有、複数現場の横断管理まで対応しています。工程変更時の通知や担当者への予定反映も自動化できるため、現場・協力会社・事務所間の情報共有を効率化し、工程管理にかかる負担を軽減します。
テンプレートを活用した工程表の作成や、複数現場をまとめて管理できる横断工程表など、建設業の工程管理を効率化する機能が充実しています。

▼ 主な機能
| 機能 | 主な内容 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 工程表作成・管理 | テンプレート、ガントチャート、ドラッグ編集、担当者一括設定、自動通知 | 工程表の作成・更新 |
| 横断工程表 | 複数現場の一覧表示、担当者・協力会社別表示、絞り込み | 複数現場の進捗管理 |
| カレンダー・スケジュール管理 | 予定の自動登録、予定共有、工程変更の自動反映 | 日々のスケジュール管理 |
工程表の作成だけでなく、横断工程表やカレンダーとの連携まで一貫して備えている点が特徴。工程管理機能は、他施工管理ツールの中でも比較的充実した製品と言ってもいいでしょう。
②原価・見積・受発注管理
見積作成から実行予算、原価管理、受発注、請求・支払いまでをまとめて管理できます。データが連携するため、転記作業や二重入力を減らし、リアルタイムで原価や利益を把握できる点が特徴です。
電子受発注や請求書管理にも対応しており、バックオフィス業務の効率化やペーパーレス化にも役立ちます。


▼ 主な機能
| 機能 | 主な内容 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 見積作成 | 見積作成、テンプレート利用、原価入力、実行予算へ連携 | 見積・積算業務 |
| 実行予算・原価管理 | 実行予算作成、承認フロー、原価・粗利のリアルタイム管理 | 利益・原価管理 |
| 電子受発注 | 発注書・請求書作成、PDF出力、電子帳簿保存法・インボイス対応 | 発注・請求業務 |
| 入金・支払管理 | 入金・支払い管理、請求書の自動仕分け、収支管理 | 経理・バックオフィス業務 |
③図面共有・情報共有
図面共有や写真管理、メッセージ機能を搭載しています。図面や写真を更新すると関係者へ通知されるため、最新情報を共有しやすくなります。
また、現場ごとのグループチャットやメンション、既読確認にも対応しており、図面共有から作業連絡までを同じシステム上で行えます。
▼ 主な機能
| 機能 | 主な内容 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 図面・写真共有 | 図面・写真のアップロード、更新通知、権限設定 | 図面・写真の共有 |
| メッセージ | グループチャット、メンション、既読確認 | 現場・協力会社との連絡 |
| 履歴管理 | 更新履歴の保存、最新版の共有 | 情報共有・履歴確認 |
④顧客・バックオフィス管理
顧客情報や案件情報、検査・日報などのバックオフィス業務まで対応しています。工程管理や原価管理とも連携しているため、案件ごとの情報をまとめて確認できます。
また、ノーコードで帳票を作成できる「ODB機能」も搭載しており、自社の業務フローに合わせた帳票や申請フォームを作成できます。
| 機能 | 主な内容 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 顧客・仕事台帳 | 顧客・案件情報の管理、Excel取込 | 案件・顧客管理 |
| 出面管理 | 日報集計、人工管理、発注書作成 | 労務・人工管理 |
| 検査・報告 | チェックリスト、写真、報告書作成 | 現場検査・報告 |
| 帳票作成(ODB) | ノーコード帳票作成、経費申請、商談管理 | 自社業務のデジタル化 |
現場管理に加え、原価や利益まで管理できる点は強みである一方、工事写真の管理や帳票作成など、特定業務だけを効率化したい場合は、オーバースペックに感じる可能性もあります。
BUILDY NOTEの費用・料金
BUILDY NOTEの料金は公開されておらず、初期費用・月額料金ともに個別見積もりとなります。導入規模や利用人数、選択するプラン、カスタマイズ内容などによって費用が異なるため、詳細は問い合わせが必要です。
料金プランは、「DXプラン」「施工管理プラン」「原価管理・受発注プラン」の3種類が用意されています。工程管理から原価管理・受発注まで幅広く利用したい場合はDXプラン、現場管理のみ、または原価管理・受発注のみといった用途に応じてプランを選択できます。
BUILDY NOTEは、利用する機能に応じてプランを選択できる製品です。比較検討する際は、月額料金だけでなく、初期費用やオプション費用も含めた総額で見積もりを取得することをおすすめします。
BUILDY NOTEの評判・導入事例
これまでBUILDY NOTEの主な機能や概要について解説しましたが、実際の評判や口コミはどうなのか?と気になる方も多いのではないでしょうか。
実際の導入事例について、以下でご紹介します。
【YKK AP株式会社】
個人差のあった業務フローを Buildynoteの工程管理をベースに標準化
従来は、業務部署や担当者個人で協力業者様の工程を管理する方法や依頼方法がバラバラで、非常に属人的な業務となっていました。 その仕事のやり方は、担当者のパフォーマンス差を生むだけでなく、他の担当者をフォローすることを困難にさせ、業務効率化の妨げとなっていました。
引用元:BUIDY NOTE導入事例
【株式会社リバース】
現場進捗状況の可視化が効率化のカギでした
ビルディーノートが担った中心的な役割は、現場進捗状況の可視化でした。
Buildynoteにより、現場監督が進捗状況をリアルタイムで共有できるようになり、上長の管理が行き届くようになりました。
従来のエクセル管理では各現場まで目が届かずここまで棟数は伸ばせなかったと思います。
従来は現場の情報管理ができていなかったため、工期遅れのトラブルを現場監督が自分一人で抱えてしまいがちで、対応が遅れるケースもありましたが、現場の進捗が可視化され、上司が気付きやすくなったことで、早期サポートができるようになりました。
引用元:BUIDY NOTE導入事例
【株式会社タキナミ】
現場監督の業務負担をみんなでサポート
従来、経験豊富な現場監督でなければできないと思っていたことをBuildynoteのメソッドにより多くのスタッフが分担できるようになりました。
大きなところでは日々発生する現場の日程調整です。
天候や、不慮のトラブルにより現場の工程遅れなどが発生すると、前後の工程に関係する職人さんや、その後の工程に関わる業者さんなど、あらゆるところに連絡や調整が必要になります。
それらの工程調整業務を本部で肩代わりすることで現場監督は現場の安全確認や、品質管理に注力できるようになりました。
Buildynoteで工程をきちんと管理、メッセンジャーで間違いなく伝達ができている賜物です。
引用元:BUIDY NOTE導入事例
BUILDY NOTE導入の流れ


以下、BUILDY NOTEの導入手順をご紹介します。
BUILDY NOTEでは担当のコンサルタントがつき、導入時にかかる手続きを手厚くサポートしてくれます。
仕事の種類の整理、各工程の担当者や完了条件の棚卸し、工程表マスターの作成、社内外への運用方法レクチャーまで、上記の一連の流れをフォローしてくれます。
導入手順のほとんどをサポートしてくれるので、導入時の負担は最低限で済みますよ。
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まとめ


BUILDY NOTEは、建築・建設業における現場の「これがほしい!」という機能がすべて詰まった現場管理アプリです。
現場に必要なすべての業務を一元化して見える化し、労働時間問題を解消して生産性の向上を実現します。
煩雑な工程表の作成・管理・変更が簡単にできることや、各担当者への登録や変更のお知らせを一斉に自動化できること、わかりやすいスケジュール管理などの点が高く評価されています。
面倒な初期導入手続きは担当のコンサルタントがサポートしてくれるので、導入時のハードルが低いことも大きな魅力です。
トライアルも可能ですので、現場DXや業務効率化を考えている方は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。















