KANNA(カンナ)の評判・口コミは?料金・無料で使える範囲・機能を解説

施工管理アプリKANNAの評判は?料金・口コミ・導入事例・無料で使える範囲まで解説
引用元:KANNA公式

KANNA(カンナ)は、写真・図面の共有や工程管理、チャット、報告書作成などに対応した施工管理アプリです。国内外で10万社以上に利用されており、App Storeでも★4.3の評価(※2026年10月時点)を獲得しています。

初期費用・月額費用ともに無料で始められるほか、最近ではAIを活用した機能も追加されています。一方で、「実際の評判はどうなのか」「無料でどこまで使えるのか」と気になる方も多いでしょう。

この記事では、KANNAの実際の口コミや導入事例、最新の料金・機能をもとに、メリット・デメリットやどんな会社に向いているのかを解説します。

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目次

KANNA(カンナ)とは?

カンナ(KANNA)とは
画像出典:KANNA公式サイト

KANNA(カンナ)は、株式会社アルダグラムが提供する施工管理アプリです。

現場ごとに写真・図面・資料をまとめて管理でき、チャットによる連絡や進捗報告、工程表の作成・共有にも対応。スマートフォンから現場の状況を確認できるため、電話やLINE、紙の書類に分散していた情報を整理できます。

また、協力会社のアカウントを無制限で追加できるほか、報告書作成やタスク管理、電子小黒板などの機能も備えています。2026年にはAI音声入力や図面上の指摘管理といった機能も追加されました。

写真・図面の共有や現場との連絡を効率化したい会社から、工程管理や報告書作成までまとめて行いたい会社まで、用途に応じて検討できるアプリです。

KANNAの基本情報・スペック

対象規模(目安)小規模〜大企業まで対応
対象工種全工種対応(建築・リフォーム・設備・電気・土木 など)
提供形態クラウド型(SaaS)/一部機能はオフライン対応
対応端末・OSPC(Windows/Mac)、スマートフォン(iOS/Android)、タブレット
サポート体制電話/メール/チャット/オンラインMTG など

運営元『株式会社アルダグラム』について

以下では、KANNAを提供する株式会社アルダグラムの企業情報を紹介しています。

会社名株式会社アルダグラム
所在地(東京本社)〒105-0001 東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー26階
所在地(バンコクオフィス)111 True Digital Park West, Unicorn Building, Room no. BE508, 5th Floor, Sukhumvit Road, Bangchak, Prakanong, Bangkok 10260
代表者長濱 光
設立日2019年5月8日
社員数74名(2026年9月時点)
事業内容現場管理・プロジェクト管理サービス「KANNA」の開発・提供
出典:株式会社アルダグラム『会社情報』

KANNAの評判・口コミ

KANNAは、App Storeで★4.3、Google Playで★4.0(2026年10月調査時点)と、アプリストアでも比較的高い評価を得ています。

実際の口コミでは、「写真や図面をまとめて管理できる」「操作が分かりやすい」「LINEから移行しやすい」といった声が見られました。

一方で、一部機能の使い勝手や通知の不具合に関する課題も挙がっています。

ここでは、App StoreやGoogle Playへの口コミをもとに、良い評判と気になる点を整理します。

KANNAの良い評判・口コミ

KANNAの良い口コミでは、現場情報の共有のしやすさや、操作の分かりやすさを評価する声が見られます。

写真・図面・現場情報をまとめて管理できる

弊社では、現場の状況報告や工事日報は紙ベース、写真の共有はDropbox、やりとりはLINEが主な方法でした。
KANNAであれば、PC上でドラッグ&ドロップするだけで共有でき、写真もスマホからアップロードで完了します。
バラバラだった情報が一つにまとまり、大変便利になりました。
現場情報も使用者が簡単に入力して共有できるため、業務効率が向上しました。

引用元:App Store

現場の情報や写真をまとめて管理できるので、とても便利です。操作もシンプルで分かりやすく、情報共有がスムーズになりました。これからも活用していきたいと思います!

引用元:App Store

現場との連絡や進捗確認がしやすくなった

使い方が非常に簡単で、誰でもすぐに弄れます。出先でも個々の予定を確認、追加できたり、電話ではなくチャットで言った言わないを防げたりと、重宝しています。

引用元:App Store

協力業者さんから毎日の報告を見ながら施主様との現場打ち合わせ日程を考えたりできる様になり、現地に赴く回数が減りました。

引用元:App Store

ITに不慣れな人でも操作しやすい

ITリテラシーが高くない人でも操作は難しくありません。
写真や資料も案件ごとに管理でき、これまで多くあった課題が一気に解決できました。
設定もサポート担当の方が丁寧に対応してくれるので安心です。

引用元:App Store

現場への定着や導入サポートを評価

このようなアプリは何社か使い結局使いずらく断念しておりましたが、こちらは使いやすく現場のものもようやく全員使用することができました。分からないこともサポートの方にすぐ聞けるので助かってます。

引用元:Google Play

LINEから移行し、仕事とプライベートを分けられる

業務効率化のために導入しました。
今まではLINEでやり取りしていましたが、仕事とプライベートを分けられる点も良く、チャット機能もLINEに近いためすぐに使えました。
図面のやり取りや報告書作成まで活用しています。

引用元:App Store

以前は紙やLINEで管理していましたが、KANNA導入後は現場ごとの予定確認や進捗把握が簡単になりました。
チャットでやり取りが残るため「言った・言わない」のトラブルも防げています。
各現場ごとにグループを分けられるため、不要な通知も減りました。

引用元:App Store
現場TECH編集部

口コミを見ると、KANNAは写真・図面の共有や現場との連絡で、特に使い勝手が評価されています。
紙やLINEでの管理から切り替えたい会社や、少人数で複数の現場を管理している会社には相性が良いツールと言えます。操作性やサポートへの評価も高く、初めて施工管理アプリを導入する会社でも候補に入れたい製品です。

KANNAの悪い評判・口コミ

KANNAはアプリストアで比較的高い評価を得ており、今回確認した口コミでも好意的な意見が中心でした。

ただし、少数ながら通知機能や写真の操作性、改善対応について不満の声も見られました。

個人チャットの通知が鳴らず困っています。
グループチャットは問題ないのですが、改善してほしいです。

引用元:App Store

写真をドラッグして選択できなくなった。
100枚しかアップできないのに不便に感じる。

引用元:App Store

要望は出しているが改善されない点もあり、
他と比べて少し遅れている印象があります。

引用元:App Store

有料会員でカスタムしないと制限があり使えない部分もありますが、
月額料金は高すぎず、協力業者も含めて利用できています。

引用元:App Store
現場TECH編集部

KANNAは無料で始められますが、自社で継続的に現場管理を行う場合は有料契約が必要です。
また、プランによって利用できる機能やアカウント数が異なるため、必要な機能と費用は事前に確認しておきましょう。

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KANNAの導入事例

KANNAは、小規模な設備工事会社から100名以上の企業まで、さまざまな規模の建設会社で導入されています。

ここでは、実際にKANNAを導入した3社の事例をもとに、導入前の課題や活用方法、導入後の変化を紹介します。

導入事例①:株式会社サンエープロテント(総合工事業/40名)

項目内容
会社名株式会社サンエープロテント
業種建設業(総合工事業)
規模従業員40名
導入前の課題協力会社との情報共有を電話・メールで行っており確認漏れが発生しやすい/大量の紙図面を現場に持ち込む負担が大きい/自社サーバー経由では関係者との横断的な資料共有がしにくい
導入の決め手スマホで使いやすいシンプルな操作性/ITが苦手な人でも使いやすいUI/大手企業の導入実績がありセキュリティ面でも安心できた
導入後の効果「あの件どうなった?」といった確認電話が減少/協力会社もKANNA上で必要情報を確認できるようになり連携が円滑化/写真共有が手軽になり、現場記録の蓄積と品質意識の向上につながった
活用機能案件概要、資料共有、チャット、写真管理
現場TECH編集部

電話やメールでの確認が多く、協力会社との情報共有に手間がかかっている会社に参考になる事例です。
写真・図面の共有を中心に、まずは現場とのやり取りを整理したい会社に向いています。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題

  • 協力会社との連絡は電話・メールが中心。現場作業中はメールを確認しづらく、事務所に戻ってから対応することも多かった。
  • 大量の紙図面を現場へ持参しており、持ち運びや差し替えに手間がかかっていた。
  • 自社サーバーでは協力会社への資料共有に制約があり、関係者間での情報共有が難しかった。

KANNAを選んだ理由

  • 現場で使いやすいスマートフォン中心の操作性
  • ITに不慣れな従業員でも扱いやすいシンプルな画面
  • 大手企業での導入実績やセキュリティ面への評価

導入後の変化・効果

  • 現場住所や集合場所などをKANNAに登録し、協力会社が直接確認できるようになったことで、確認電話が減少。
  • 図面や資料をクラウドで共有でき、担当者以外も内容を確認できるように。資料の間違いにも早い段階で気付きやすくなった。
  • スマートフォンから写真を共有できるようになり、現場で写真を撮影・記録する習慣が定着。施工品質への意識向上にもつながった。

引用元:「脱『紙・電話』、ベテラン・協力会社との連携を効率化。創業50年、老舗の現場改革」

導入事例②:株式会社ディール・アディクト(電気工事・設備メンテナンス業/16名)

項目内容
会社名株式会社ディール・アディクト
業種建設業(電気工事業・その他設備工事業)
規模従業員16名
導入前の課題スケジュールアプリに案件を1件ずつ手入力しており、案件登録だけで半日以上かかることがあった/写真管理が無料チャットツール中心で、必要な写真を探すのに時間がかかっていた/現場の進捗状況が見えず、請求や報告書確認などの事務作業に着手しづらかった/協力会社との連絡手段が電話・メール・FAX・チャットとバラバラだった
導入の決め手現場とバックオフィスの双方で使いやすそうだったこと/案件情報のインポート・出力ができること/スマホでも使いやすく、Androidにも対応していたこと/カスタマイズ性が高かったこと
導入後の効果新規案件の登録作業が1日3〜4時間から20分程度に短縮/進捗状況が可視化され、請求発行などの事務作業に早めに着手できるようになった/報告書の格納確認や催促の連絡が減少/バックオフィスと現場双方の精神的負担が軽減された
活用機能案件管理、インポート機能、進捗ステータス管理、チャット、写真管理、KANNAレポート
現場TECH編集部

案件登録にかかる時間が1日3〜4時間から約20分になった点が印象的です。
現場管理だけでなく、案件数が多く、事務作業や進捗確認に時間を取られている会社にも参考になります。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題

  • 全国の案件をスケジュールアプリに1件ずつ手入力しており、案件登録だけで1日3〜4時間かかることがあった。
  • 現場写真をチャットツールで管理していたため、過去の写真を探すのに時間がかかっていた。
  • 協力会社との連絡手段が電話・メール・FAX・チャットに分散。現場の進捗も把握しづらく、報告書の確認や請求準備に遅れが生じていた。

KANNAを選んだ理由

  • Excelから案件情報を一括登録できるインポート機能と、データの出力機能
  • 現場とバックオフィスの両方で使える操作性とカスタマイズ性
  • Androidにも対応しており、現場スタッフがスマートフォンから利用できること
  • トライアルで実際の業務に合わせた運用を確認できたこと

導入後の変化・効果

  • 案件登録にかかる時間が1日3〜4時間から約20分に短縮。 Excelからの一括インポートによって手入力の負担が減少。
  • 現場の進捗をKANNA上で確認できるようになり、報告書の確認や請求準備に早く着手できるようになった。
  • 写真やチャットの履歴を案件ごとに管理でき、過去の情報を探す手間が減少。
  • 報告書の提出状況を確認しやすくなり、現場スタッフへの催促や確認連絡も減った。

引用元:「1日3~4時間かかっていた事務作業が約9割削減し、バックオフィスの負担が軽減」

導入事例③:株式会社クラウドポイント(電気工事・空間演出事業/123名)

項目内容
会社名株式会社クラウドポイント
業種建設業(電気工事業)
規模従業員123名
導入前の課題連絡・資料・写真共有のツールが分散しており、案件ごとの情報が点在/フォルダ構成や保存場所が統一されておらず、必要な情報を探すのに時間がかかっていた
導入の決め手連絡・資料・進捗を1つのツールで管理できる点/他社アカウント無制限などの料金体系/導入実績の多さとセキュリティ面の安心感
導入後の効果情報の一元管理により、資料・写真・履歴の確認がスムーズに/電話でのやり取りが減少し、協力会社との連携が効率化/案件作成や報告の手間が削減され、施工管理全体の工数が圧縮された
活用機能案件管理、チャット、写真共有、書き込み機能、データインポート、カスタマイズ
現場TECH編集部

写真・資料・連絡手段がバラバラになっている会社に参考になる事例です。
特に、複数案件を同時に進めていて、情報を探したり担当者に確認したりする手間を減らしたい会社に合う使い方です。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題

  • 現場との連絡は電話・メール、写真はメッセージアプリ、資料はクラウドなど、複数のツールを併用していた。
  • 案件ごとの情報が分散しており、必要な写真や資料を探すたびに複数のツールを確認する必要があった。
  • フォルダ構成や保存ルールが統一されておらず、過去の資料を探すのにも時間がかかっていた。

KANNAを選んだ理由

  • 写真・資料・チャット・進捗状況を案件ごとにまとめて管理できること
  • 協力会社のアカウントを無制限で追加できる料金体系
  • 案件管理項目のカスタマイズやデータインポートに対応していること
  • 大手企業を含む導入実績やセキュリティ面への評価

導入後の変化・効果

  • 案件ごとの写真・資料・連絡履歴をKANNAに集約し、必要な情報を探す手間が減少。
  • 写真への書き込み機能を活用し、現場の状況や指示内容を共有。電話での説明や確認が減った。
  • 案件情報の登録や協力会社との連絡をKANNA上で行い、複数案件を並行して管理する際の事務作業を効率化。
  • 情報の保存先や共有方法が統一され、担当者以外でも案件の状況を確認しやすくなった。

引用元:多店舗展開・スポット案件で頻発する情報の点在を解消、管理工数を大幅削減」

KANNAの特徴

KANNAの主な特徴は、初期費用0円で始められる料金体系、シンプルな操作性、Excel帳票の電子化・カスタマイズ性の3つです。

それぞれの特徴について、実際の口コミや料金体系も踏まえて解説します。

初期費用0円・無料から始められる

KANNAは初期費用0円で導入でき、14日間の無料トライアルも用意されています。

無料トライアルでは、写真・図面の共有やチャット、工程表、報告書作成など、実際の現場で使う機能を試せます。クレジットカードの登録は不要で、期間終了後に自動で有料契約へ切り替わることもありません。

また、協力会社などの他社アカウントは全プランで無制限。現場に関わる社外メンバーを人数による追加料金なしで招待できます。

まずは費用をかけずに操作性を確認したい会社や、協力会社を含めた運用を試したい会社にとって、導入を検討しやすい料金体系です。

詳しくは「KANNAの料金・費用」で解説します。

App Store評価★4.3、シンプルな操作性も好評

KANNAはApp Storeで★4.3、Google Playで★4.0(2026年10月調査時点)の評価を得ています。

実際の口コミでも、**「操作がシンプルで分かりやすい」「ITに不慣れな人でも使いやすい」**といった声が見られます。

写真のアップロードやチャット、現場の進捗確認など、日常的に使う機能をスマートフォンから操作でき、現場の職人や協力会社も利用できます。

施工管理アプリは、管理者だけでなく現場のメンバーが使えるかどうかも重要です。KANNAは、操作の分かりやすさや現場への定着を重視する会社にとって、検討候補になるアプリです。

Excel帳票の電子化や自社に合わせたカスタマイズに対応

KANNAは、写真・図面の共有やチャットだけでなく、既存のExcel帳票の電子化や、管理項目のカスタマイズにも対応しています。

「KANNAレポート」では、普段使っているExcel帳票のレイアウトを活かしながら、日報や点検表、作業報告書などをスマートフォンやタブレットで作成できます。入力した内容はクラウドに保存され、事務所での転記や書類の回収も減らせます。

また、案件・顧客・物件の管理項目や報告書のフォーマットも、業務に合わせて設定可能です。

今使っている帳票や管理方法をなるべく変えずに、現場業務をデジタル化したい会社に合う機能です。

※利用できる機能やカスタマイズの範囲は、契約プラン・オプションによって異なります。

KANNAの機能・できること

KANNAは、写真・図面の共有やチャット、工程管理、日報・報告書作成など、建設現場で使うさまざまな機能を備えています。

近年はタスク・指摘管理やAI機能も拡充されており、現場の情報共有だけでなく、日々の管理業務にも活用できます。

主な機能を以下にまとめました。

機能できること
写真・図面・資料管理現場写真の共有、図面への書き込み、写真台帳・電子小黒板
現場・案件管理現場情報の登録、複数案件の進捗確認、顧客・物件管理
工程表・スケジュール管理ガントチャートの作成・共有、工程の調整、予定と実績の比較
チャット・情報共有案件別チャット、進捗報告、掲示板による一斉連絡
日報・報告書作成Excel帳票の電子化、スマホ入力、写真添付、オフライン入力
タスク・指摘管理担当者・期限の設定、図面上の指摘登録、対応状況の管理
KANNA AIAI音声入力、AI-OCR、AIアシスタント、AI MCP
カスタマイズ・管理機能管理項目の変更、承認フロー、データ入出力、権限管理
リンクタップで機能詳細に移動します。

以下では、各機能の使い方や特徴を詳しく紹介します。

写真・図面・資料管理

KANNAでは、現場で撮影した写真や図面、仕様書などの資料を案件ごとにまとめて管理できます。

写真はスマートフォンからその場でアップロードでき、事務所の担当者や協力会社とも共有可能。写真や図面に直接メモを書き込めるため、修正箇所の指示や現場状況の確認にも使えます。

KANNAの写真管理画面(PC・スマートフォン)|画像出典:KANNA公式サイト
KANNAの写真管理画面(PC・スマートフォン)|画像出典:KANNA公式

また、登録した写真を使った写真台帳の作成や、電子小黒板を使った工事写真の撮影にも対応しています。

LINEやメールで写真を送り合ったり、紙の図面を持ち歩いたりしている会社では、現場ごとに情報を整理する用途に活用できます。

※電子小黒板は有料オプションです。

現場・案件管理

KANNAでは、現場ごとに工事内容や住所、担当者、顧客・物件情報などを登録し、まとめて管理できます。

複数の現場を管理する場合は、案件一覧・案件ボード・案件カレンダーの3つの表示形式に対応。案件ボードでは進捗状況に応じて案件を分類でき、ドラッグ&ドロップでステータスを変更できます。

KANNAの案件ボード画面|画像出典:KANNA公式サイト
KANNAの案件ボード画面|画像出典:KANNA公式

また、現場ごとに担当者や協力会社を登録できるため、関係者間で最新の案件情報を共有できます。

現場ごとの進捗を電話で確認したり、Excelの管理表を更新したりする手間を減らせます。特に、複数の工事を同時に抱える会社では使う機会の多い機能です。

工程表・スケジュール管理

KANNAでは、ガントチャート形式の工程表を作成し、工事の予定や進捗状況を管理できます。

工程表はテンプレートから作成でき、ドラッグ&ドロップで日程を調整可能。工程同士の依存関係も設定でき、予定が変更された際には関連する工程の調整にも対応しています。

KANNAの案件カレンダー画面。複数の案件スケジュールを一覧で確認可能
KANNAの案件カレンダー画面。複数の案件スケジュールを一覧で確認可能

また、2026年10月には「ベースライン機能」が追加され、当初の工程計画と変更後のスケジュールを比較できるようになりました。工期の変更や遅れが発生した場合にも、当初の予定から何が変わったのかを確認できます。

現場の工程表をExcelで作成・共有している場合は、変更内容を関係者に伝えたり、最新版を管理したりする手間を減らせます。

現場TECH編集部

工程表の作成・共有は、多くの施工管理アプリに備わっている機能です。
KANNAの強みとなるのは、工程同士の依存関係や、当初計画と変更後の工程を比較できる点。単に予定を共有するだけでなく、工程の変更履歴まで管理したい会社はチェックしておきたいですね。

チャット・情報共有

KANNAには、現場ごとに関係者とやり取りできるチャット機能があります。

メッセージだけでなく写真や資料も共有でき、現場ごとに連絡内容や過去のやり取りを確認可能。現場に関係のないグループチャットも作成できるため、社内連絡や協力会社との打ち合わせにも利用できます。

また、掲示板機能では、社内外の関係者にお知らせを一斉配信できます。現場ごとのチャットと使い分けることで、個別の連絡と全体への周知を分けて管理できます。

普段LINEや電話で行っている連絡をKANNAにまとめることで、仕事とプライベートを分けながら、過去の指示や報告も残せます。

日報・報告書作成(KANNAレポート)

現場から作業開始・終了の報告や進捗報告を行えるほか、写真を使った報告書の作成にも対応しています。

さらに「KANNAレポート」では、普段使っているExcel帳票のレイアウトを活かし、そのままスマートフォンやタブレットから入力できます。作業日報や点検表、検査記録など、現場で使うさまざまな帳票を電子化できます。

KANNAレポートのExcel帳票取り込み・編集画面|画像出典:KANNA公式サイト
KANNAレポートのExcel帳票取り込み・編集画面|画像出典:KANNA公式

テキスト・数値・写真・手書きサインなどの入力に対応し、入力内容はクラウド上で共有可能。一部機能はオフラインでも利用できるため、電波が届きにくい現場でも記録を残せます。

紙の日報を事務所に持ち帰ったり、Excelへ転記したりする作業を減らせるほか、現場から提出された報告書を事務所側ですぐに確認できます。

現場TECH編集部

すでに使っているExcel帳票をベースにできること点は大きなメリットです。会社独自の点検表や作業報告書が多く、既存の書式をなるべく変えたくない会社もスムーズに移行できるでしょう。
ただし、KANNAレポートはKANNAプロジェクトとは別契約となるため、導入時には料金も含めて確認しておきましょう。

タスク・指摘管理

現場で発生した作業や確認事項をタスクとして登録し、担当者・期限・進捗状況を管理できます。

2026年10月には、図面上の指摘箇所をそのままタスクに登録できる機能も追加されました。図面上で修正が必要な場所を指定し、担当者への指示から対応状況の確認まで行えます。

例えば、施工不良の修正や設備の取り付け位置の確認など、場所を示して伝える必要がある指示に使えます。写真やチャットだけでは伝わりにくい内容も、図面と紐づけて残せます。

タスクごとの担当者や期限を管理できるため、指示を出したまま対応状況が分からなくなるのを防ぐ用途にも使えます。

KANNA AI

KANNAは2026年9月にAI機能を拡充し、現場での入力作業や情報検索にAIを活用できるようになりました。

主な機能は、AI音声入力・AI-OCR・AIアシスタント・AI MCPの4つです。

AI音声入力現場で話した内容をもとに、報告書やタスクの項目へ自動入力
AI-OCR紙の点検表や日報を撮影し、文字・数値を読み取ってデジタル帳票に転記
AIアシスタントKANNAの操作方法や必要な情報をAIに質問
AI MCPClaudeなどの外部AIから、案件や工程表の作成、レポート操作などを実行
KANNA AIの音声入力機能。話した内容を報告書の各項目に自動入力|画像出典:KANNA公式サイト
KANNA AIの音声入力機能。話した内容を報告書の各項目に自動入力|画像出典:KANNA公式

例えば、現場で作業内容を音声で報告したり、手書きの点検表を撮影してデータ化したりと、これまで手入力していた作業の一部をAIに任せられます。

なお、AI-OCRは現在ベータ版で、利用にはインターネット接続が必要です。また、AI MCPでは対応する外部AIサービスの有料契約が必要になる場合があります。

カスタマイズ・管理機能

KANNAでは、会社の業務に合わせて案件・顧客・物件の管理項目や、報告書のフォーマットをカスタマイズできます。

例えば、工事種別や担当部署、案件ごとの管理項目を追加したり、写真・資料のフォルダ構成をテンプレート化したりすることが可能です。

また、Excelなどからの案件情報の一括インポート・エクスポートにも対応。案件数が多い会社でも、1件ずつ情報を登録する手間を減らせます。

そのほか、申請・承認・差し戻しを行う承認フローや、メンバーごとの操作権限設定、監査ログ、IPアドレス制限なども用意されています。

※利用できるカスタマイズ機能や管理機能は、プラン・オプションによって異なります。

KANNAの料金・費用

KANNAは初期費用・導入サポート費用が無料で、ライト・ベーシック・エンタープライズの3プランが用意されています。

月額料金は個別見積もりですが、協力会社などの他社アカウントは全プランで無制限。自社の利用人数や必要な機能に合わせてプランを選べます。

項目ライトベーシックエンタープライズ
月額料金要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
初期費用0円0円0円
自社アカウント10〜20〜25〜
他社アカウント無制限無制限無制限
保存容量200GB400GB1,000GB
電子小黒板有料オプション有料オプション有料オプション
※2026年10月時点の公式情報。機能の利用範囲や追加料金はプランによって異なります。

一般的なID課金型の施工管理アプリとは異なり、KANNAは他社アカウントを無制限で追加できます。協力会社や外注先の人数が多い会社では、料金を比較する際に確認しておきたい点です。

一方、月額料金は公開されていないため、自社の利用人数や必要な機能を伝えて見積もりを取る必要があります。

KANNAは無料でどこまで使える?

KANNAは、以下の2パターンで無料利用が可能です。

  • 14日間の無料トライアル
  • 他社から招待された場合(協力会社として利用)

14日間の無料トライアルでは、通常は上位プランやオプションで提供される機能も試せます。クレジットカード登録は不要で、期間終了後に自動課金されることもありません。

一方、自社で案件を作成し、継続的に現場管理を行う場合は有料契約が必要です。まずは無料トライアルで現場スタッフや協力会社と一緒に操作し、必要な機能や運用方法を確認するとよいでしょう。

現場TECH編集部

初期費用をかけずに試せるため、「まずは1〜2現場で試したい」という企業でも導入しやすい設計です。

以下の表に機能範囲と注意点をそれぞれまとめました。

スクロールできます
利用パターン無料で使える範囲制限・注意点
14日間の無料トライアル・基本機能を一通り利用可能
・案件管理、写真共有、コメント等
・期間は14日間のみ
・トライアル終了後は有料プランへ移行可能
他社から招待された場合(協力会社として参加)・招待された案件内での操作
・写真アップロード、閲覧
・コメント投稿、情報共有
・一部オプション機能
・自社で案件作成は不可
・利用範囲は元請側の権限設定次第
無料アカウント(自社利用)・操作画面の確認のみ・自社案件の作成・管理不可
・担当者追加不可
・施工管理用途では実質利用不可
有料プラン・自社案件の作成・管理
・メンバー追加
・帳票作成(KANNAレポート)
・本格的な施工管理運用
・利用人数・規模に応じて料金発生

KANNAの導入の流れ

KANNA導入の流れは、6つの手順で行います。

STEP
利用環境の準備

PC:Google Chromeなどの対応ブラウザ
スマホ/タブレット:KANNAアプリ(iOS・Android)
※ 現場・事務所どちらでも利用可能

STEP
アカウント作成(無料トライアル開始)

会社アカウントを作成
14日間の無料トライアルがスタート
基本機能を実際に操作して試せる

STEP
メンバーの追加

自社メンバーの追加
必要に応じて協力会社(他社)メンバーを招待
※ 無料/有料はアカウント種別・枠数によって異なる

STEP
案件の作成・設定

自社案件を作成
写真管理・コメント・進捗共有などを設定
権限をメンバーごとに調整
※ トライアル中は操作感の確認が主目的

STEP
現場での運用開始

現場写真の共有
コメント・指示のやり取り
必要に応じて帳票作成(有料プラン)

STEP
本導入(有料プラン検討)

トライアル後、利用人数・案件規模を整理
専任担当と相談し、有料プランを決定
本格運用へ移行

KANNAは、アカウント作成から案件作成までの流れがシンプルで、初めて施工管理アプリを使う企業でも迷いにくい設計です。

まずは無料トライアル期間を活用し、現場での使い勝手やメンバーへの定着しやすさを確認したうえで、本格導入を検討すると安心でしょう。

導入初期は、すべての現場に一気に展開するのではなく、まずは1〜2案件で試してみるのがおすすめです。
現場での運用イメージが固まってから展開することで、スムーズに定着しやすくなります。

KANNAの総合評価

KANNAの評判・口コミや料金、機能を踏まえ、メリット・デメリットをまとめました。

メリットデメリット
初期費用0円、14日間の無料トライアルあり
App Store★4.3、操作性を評価する口コミが多い
他社アカウントを無制限で追加できる
写真・図面共有から工程・タスク管理まで対応
KANNAレポートやAI機能にも対応
月額料金は見積もりが必要
一部機能の使い勝手に不満の声もある
プランやオプションによって利用できる機能が異なる
KANNAレポートは別契約。AI機能にも利用条件あり

KANNAは、写真・図面の共有やチャット、現場の進捗管理を中心に使いたい建設会社に向いています。

特に、紙やLINEで現場情報を管理している会社や、協力会社との連絡が多い会社では、導入を検討しやすいアプリです。

一方、見積・請求・原価管理など、工事に関するお金の管理までまとめたい場合は、他の施工管理システムとも比較したほうがよいでしょう。

まとめ

KANNAは、写真・図面の共有やチャット、工程管理、報告書作成などに対応した施工管理アプリです。

初期費用0円で始められ、App Storeでの評価も★4.3と比較的高く、操作性や情報共有のしやすさを評価する口コミが多く見られました。2026年にはAI機能や図面上の指摘管理なども追加されています。

現場との連絡や写真・図面の管理を効率化したい会社は、まず14日間の無料トライアルで実際の使い勝手を確認してみるとよいでしょう。

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著者情報

施工管理業務の効率化や建設DX・ペーパーレス化を中心に、建設業における業務改善やデジタル活用について、調査・整理・解説を行っています。国土交通省の公開資料を参照し、制度背景と現場実務のズレが生じやすいポイントを、実務目線で噛み砕いて解説しています。

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