AnyONE(エニワン)の評判は?料金・機能・導入事例を解説

AnyONE(エニワン)の評判は?料金・機能・導入事例を解説
引用元:エニワン公式

工務店・住宅会社向けの施工管理アプリ「AnyONE(エニワン)」について、料金体系・費用感、導入事例、主な機能をまとめました。

AnyONEは、見積作成・実行予算・発注・請求・入出金管理など、住宅建築業に必要な業務を一通りカバーした製品です。工務店やリフォーム会社の実務に合わせて開発されており、Excelとの親和性が高く、既存の運用を活かしながら導入できる点も特徴です。

本記事では、AnyONEの料金・機能・導入事例に加え、評判や口コミから見えるメリット・デメリット、どのような会社に向いているのかを解説します。

目次

AnyONE(エニワン)とは

AnyONE(エニワン)は、エニワン株式会社が提供する工務店・住宅会社向けの施工管理アプリ。多機能型の製品で、顧客管理、見積作成、実行予算、発注管理、工事・施工管理、入出金管理、アフター管理まで、住宅建築業に必要な機能を備えています。

もともと建材流通商社であるナカザワ建販の事業から生まれたシステムです。工務店や住宅会社と長年関わる中で見えてきた現場課題をもとに開発されており、実際の業務フローに沿った使いやすさが特徴です。

また、Excelに近い操作感とカスタマイズ性が強みで、Excel中心で管理している企業でも比較的スムーズに導入しやすい点も特徴的です。

導入企業数は4,300社超(※2026年6月時点公式サイトより引用)で、工務店やリフォーム会社を中心に導入されています。

AnyONEの基本情報・スペック

対象規模(目安)小規模~中規模の工務店・住宅会社
特に10名以下の工務店で導入実績多数
対象工種建築・工務店・リフォーム中心(設備・電気なども対応)
提供形態クラウド型(SaaS)
対応端末・OSPC (クラウドサービス)/スマートフォン/タブレット(iOS/Android)
サポート体制電話・メール・オンラインサポート・導入支援

運営会社『エニワン株式会社』について

会社名エニワン株式会社
所在地(本社)〒550-0001大阪府大阪市西区土佐堀1丁目4-11 金鳥土佐堀ビル6階
代表者中澤 秀紀
設立2006年(※要確認)
資本金3,000万円
従業員数非公開
事業内容工務店・住宅会社向け業務管理システム「AnyONE」を開発・提供。見積作成、実行予算、発注管理、工程管理、顧客管理、アフター管理など、住宅建設業の業務を一元管理できるクラウドサービスを展開。
グループ会社ナカザワホールディングス株式会社
出典:エニワン株式会社「会社概要」

AnyONEの評判・口コミ

App StoreにおけるAnyONEの評価は5段階中1.8、評価件数は17件(2026年6月時点)となっています。

一方で、App Store上では具体的なレビューコメントは多く確認できませんでした。

そのため本記事では、公式サイトで公開されている導入事例をもとに、AnyONEの評判や導入効果について紹介します。

導入事例①:ライトハウス株式会社(総合不動産・住宅施工)

項目内容
会社名ライトハウス株式会社
業種不動産・住宅の設計・施工・監理
導入前の課題Excelで見積書・請求書を作成しており、計算ミスや情報共有の手間が発生
導入の決め手Excelに近い操作性/迅速なサポート体制
導入後の効果見積書・請求書の作成時間が1/10に短縮/計算ミスが減少/情報共有を効率化
活用機能見積作成、請求管理、顧客管理、アフター管理
要点
  • Excelで発生していた計算ミスや手入力作業を削減
  • 見積書・請求書の作成時間が従来の1/10まで短縮
  • 顧客情報や案件情報を一元管理できるようになり、社内連携も改善
現場TECH編集部

見積作成や請求管理に多くの時間を取られている工務店・住宅会社に参考になる事例です。特に「Excel管理から脱却したいが、操作が難しいシステムは避けたい」という会社にとって参考になるでしょう。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
見積書や請求書の作成をExcelで行っていたため、関数の破損やデータ流用による計算ミスが発生していました。また、担当者ごとにデータを管理していたことから、情報共有がしづらく、見積書・契約書・請求書の作成時には同じ内容を何度も手入力する必要がありました。

AnyONEを選んだ理由
Excelに近い操作感で導入しやすかったことに加え、サポート対応が迅速だった点を評価。操作方法で不明点があっても相談しやすく、安心して運用できると判断して導入しました。

導入後の変化・効果
AnyONEの導入後は、見積書や請求書の作成時間が従来の約1/10に短縮。計算ミスも大幅に減少しました。また、顧客情報や案件情報を一元管理できるようになったことで進捗確認がしやすくなり、部署間の連携も向上。さらに、アフター管理機能を活用し、点検予定やクレーム対応状況の管理も効率化しています。

引用元:「見積書や請求書作成での計算ミスが減少。作成時間が1/10にまで短縮されました。」

導入事例②:かなえハウス株式会社(リフォーム業/年間約200件)

項目内容
会社名かなえハウス株式会社
業種リフォーム業
導入前の課題Excel管理による情報共有の非効率化/見積書の書式や内容が担当者ごとに異なっていた
導入の決め手建設業向けに特化した機能/情報共有のしやすさ
導入後の効果見積作成スピードが約2倍に向上/案件情報や図面の共有を効率化
活用機能見積管理、案件管理、図面共有、契約書管理
要点
  • Excel中心の運用で、見積書の管理や情報共有に課題があった
  • AnyONE導入後は見積作成スピードが約2倍に向上
  • 図面や契約書、案件情報を一元管理できるようになり、社内連携が改善
現場TECH編集部

案件数が増えて情報共有に課題を感じているリフォーム会社に参考になる事例です。特に「社長しか案件状況が分からない」「担当者ごとに管理方法が違う」といった属人化の解消につながっています。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
年間約200件のリフォーム案件を扱うなかで、見積書や案件情報をExcelで管理していました。しかし担当者ごとに書式や運用方法が異なり、確認や引き継ぎに時間がかかっていました。また、案件情報が十分に共有されておらず、社内全体で進捗状況を把握しにくい状態でした。

AnyONEを選んだ理由
建設業向けに必要な機能が揃っており、見積管理から案件管理まで一元化できる点を評価。導入時には帳票カスタマイズやデータ移行のサポートも受けながら運用を開始しました。

導入後の変化・効果
AnyONE導入後は、見積書のフォーマットや運用ルールを統一でき、見積作成スピードが従来の約2倍に向上しました。また、図面や写真、契約書類をシステム上で共有できるようになり、案件情報の見える化も実現。これまで社長個人に集中していた情報が社内で共有されるようになり、業務全体の効率化につながっています。

引用元:「リフォーム業の課題を解消!AnyONE導入で効率アップ、情報共有の充実」

導入事例③:株式会社澤頭建設(工務店/年間約300件の工事を管理)

項目内容
会社名株式会社澤頭建設
業種工務店(新築・リフォーム・公共工事・建築土木)
導入前の課題Excelで見積・原価計画・着工依頼・完了報告を管理しており、入力の重複や情報共有に課題があった
導入の決め手必要な機能が揃っており、費用対効果が高かった
導入後の効果見積作成の効率化/実行予算作成の定着/発注・請求業務の電子化を実現
活用機能見積管理、実行予算管理、発注管理、請求管理
要点
  • 年間約300件の工事をExcelで管理しており、入力の手間や情報漏れが課題だった
  • AnyONE導入後は見積作成や実行予算の作成がスムーズになった
  • 発注書や請求処理の電子化により、工事部と経理部の連携も改善
現場TECH編集部

工事件数が増え、Excel管理に限界を感じている工務店に参考になる事例です。見積作成だけでなく、発注・請求・原価管理まで一元化したい会社に向いていることが分かります。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
年間約300件の工事を手掛けるなかで、見積書や原価計画、着工依頼、完了報告などをExcelで管理していました。しかし工事件数の増加に伴い、入力の重複や情報共有の漏れが発生しやすくなり、工事部と経理部の連携にも課題を抱えていました。

AnyONEを選んだ理由
複数の建設業向けシステムを比較するなかで、必要な機能が揃っており、費用面も現実的だったことを評価。見積作成の効率化に加え、今後の業務拡大にも対応できる点が導入の決め手となりました。

導入後の変化・効果
AnyONE導入後は、見積書作成時の書式崩れや計算ミスがなくなり、作成スピードが向上。実行予算の作成や発注業務も効率化され、発注書の電子化によって紙運用を削減しました。また、請求処理時の確認作業も減少し、工事部と経理部の情報連携がスムーズになっています。

引用元:「エクセル管理から脱却。AnyONEで業務効率が飛躍的に改善」

AnyONEが向いている会社・向いていない会社

導入事例を見ると、AnyONEは工務店・リフォーム会社向けの「基幹システム」として評価されている傾向があります。

特に、Excelで見積・請求・原価管理を行っており、情報共有や利益管理に課題を感じている会社との相性が良い製品です。

AnyONEが向いている会社

  • Excelで見積書や請求書を管理している会社
  • 原価や粗利を見える化したい会社
  • 顧客・案件情報を一元管理したい工務店やリフォーム会社

「見積作成時間が1/10になった」「見積作成スピードが約2倍になった」などの効果も紹介されており、事務作業の効率化を重視する企業に向いています。

AnyONEをおすすめしにくい会社

  • 工事写真管理だけを目的としている会社
  • 現場のコミュニケーション機能を重視する会社
  • シンプルな現場管理アプリを探している会社

AnyONEは現場向けアプリというよりも、見積・原価・請求・顧客管理をまとめて管理するための基幹システムという位置付けです。

現場TECH編集部

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AnyONEの機能・できること

AnyONEは、工務店・住宅会社向けに開発された基幹システムです。顧客管理から見積作成、原価管理、発注管理、請求管理、アフター管理まで、住宅建設業の業務を一元管理できます。

◾️管理できる業務
  • 顧客管理
  • 見積作成
  • 実行予算・原価管理
  • 発注管理
  • 請求・入金管理
  • 工事管理
  • 書類・写真管理
  • アフター管理

AnyONEの特徴的な機能

見積・原価・請求をまとめて管理できる

引用元:AnyONE NAVI「見積の新規作成」

見積作成・実行予算・発注・請求をそれぞれ別ファイルで管理すると、転記作業が増えやすく、入力ミスや原価集計の漏れが発生しやすくなります。

AnyONEは、見積を起点として実行予算や原価管理、発注管理まで連携できるため、工務店の基幹業務を一つのシステムで管理できます。

特にExcel中心で運用している工務店にとっては、業務効率化だけでなく利益管理の精度向上にもつながる機能です。

顧客・案件情報を一元管理できる

引用元:AnyONE NAVI「顧客の新規登録」

工務店では、顧客情報、見積書、契約書、図面、工事履歴などが担当者ごとに分散しやすい傾向があります。

AnyONEでは、顧客情報と案件情報を紐付けて管理できるため、過去の対応履歴や工事情報をまとめて確認できます。

住宅建築は引き渡し後も点検やリフォーム相談など長期的な付き合いが発生するため、顧客情報を蓄積できることは大きなメリットと言えるでしょう。

原価と粗利をリアルタイムで把握できる

案件ごとの原価や粗利を正確に把握できていないケースも少なくありません。その結果、利益率の低い工事に気付けず、売上に対して利益が残りにくくなることがあります。

AnyONEでは、見積段階から原価を登録し、案件ごとの利益状況を確認できます。

どんぶり勘定になりがちな工務店でも、利益率を意識しながら案件管理を行いやすくなるため、経営管理の強化にも役立つ機能です。

AnyONEの料金

AnyONEの料金は個別見積もりとなっており、利用規模やデータ移行の有無、帳票カスタマイズの内容などに応じて月額が決定されます。

また、月額利用料に加え、導入時には初期設定や講習を含む導入費用が発生します。こちらも利用規模や導入内容によって異なるため、詳細は問い合わせが必要です。

また、電話・メールによるヘルプデスクやバージョンアップは利用料に含まれており、見積書や請求書などの帳票カスタマイズにも対応しています。

AnyONEの資料請求ページはこちら

AnyONE導入の流れ

ステップ
問い合わせ・資料請求

公式サイトから問い合わせを行い、資料請求やデモの申し込みを実施します。

ステップ
ヒアリング・提案

自社の課題や運用方法をもとに、機能説明やデモを受けながら導入内容を検討します。

ステップ
契約・初期設定

契約後、専用環境の構築や初期設定、必要に応じてデータ移行を実施します。

ステップ
操作説明・運用開始

オンライン講習やサポートを受けながら運用を開始します。導入後もヘルプデスクやカスタマーサクセスによる支援を利用できます。

現場TECH編集部

AnyONEは導入時の設定や操作説明、運用サポートが用意されているため、建設業向けシステムの導入が初めての企業でも比較的スムーズに運用を始めやすい製品です。

AnyONEの総合評価

AnyONEは、工務店・リフォーム会社向けに開発された建設業特化の基幹システムです。

特に見積作成・原価管理・請求管理・顧客管理の評価が高く、Excel運用から脱却したい企業や、利益管理を強化したい企業に適しています。

一方で、ANDPADやKANNAのような「現場管理アプリ」を探している場合は用途が異なるため注意が必要です。

工務店経営に必要な事務業務を一元管理したい会社にとっては、有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

AnyONEがおすすめな会社
  • Excel中心の運用から脱却したい工務店・リフォーム会社
  • 見積・原価・請求を一元管理したい会社
  • 案件ごとの粗利を見える化したい会社
  • 顧客管理やアフター管理もまとめて運用したい会社
現場TECH編集部

AnyONEが自社に合うか判断したい方は、他の施工管理アプリや工務店向けシステムと比較しながら検討するのがおすすめです。
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著者情報

施工管理業務の効率化や建設DX・ペーパーレス化を中心に、建設業における業務改善やデジタル活用について、調査・整理・解説を行っています。国土交通省の公開資料を参照し、制度背景と現場実務のズレが生じやすいポイントを、実務目線で噛み砕いて解説しています。

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