CONOCの評判は?機能・料金・口コミ・導入事例を解説

Conocの口コミ評判は?機能・料金・導入事例まとめ
引用元:CONOC公式

「CONOC(コノック)」は、見積作成から発注、原価・売上管理など、建設業に関する業務をクラウド上で扱う業務管理システムです。

見積・発注・請求の情報を案件単位で紐づけて管理でき、協力会社と発注内容や請求情報を共有することができます。

一方で、導入を検討する中で「どんなことができるのか」「自社の運用に合うのか」といった点が気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、CONOCの機能や料金、評判をもとに、どのような業務や企業に適したツール化を整理して解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ
  • CONOCの詳細を確認したうえで導入を検討したい
  • CONOCで何ができるのか、機能や使い勝手を具体的に知りたい
  • 自社の業務に合うか(向いている会社・向いていない会社)を判断したい
  • 他の業務管理ツールと比べて選ぶべきか迷っている

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目次

CONOCとは

CONOC(コノック)は株式会社CONOCが提供しており、業界歴20年以上の職人出身者が「圧倒的な現場目線」を掲げて開発したツールです。現場業務や事務作業に加え、経営に関する数値管理も一つのプラットフォーム上で行えます。

ダッシュボード上では売上や粗利、予実、個人の目標達成率などの数値を一覧で確認でき、見積書・請求書・発注書も同じデータをもとに作成可能です。また、PDFの見積書を読み取ってデータ化するAI見積機能も用意されています。

月額9,800円〜(業務管理クラウドのみの場合、月額5,000円~)と業界最安水準の料金で提供されており、導入社数は777社以上(2026年2月時点)にのぼります。

工務店やリフォーム会社を中心に、小規模事業者から中規模の建設会社まで利用されているツールです。

CONOCの基本情報・スペック

対象規模(目安)小規模〜中規模(特に30名以下の中規模企業)
対象工種全工種(特にリフォーム・内装業・専門工事など)
提供形態クラウド型(SaaS)/ブラウザ
対応端末・OSPC(Windows / Mac)、スマートフォン(ブラウザ利用)、タブレット
サポート体制電話/メール・チャット/Web会議/専任カスタマーサポート/無料セミナー/動画マニュアル

運営元『株式会社CONOC』について

CONOCを提供している運営元の基本情報は以下です。

会社名株式会社CONOC
所在地東京都多摩市山王下 1-12-12 福満ビル 2F
代表者山口 一
創業2010年3月(創業2004年1月)
資本金90,000,000 円
事業内容建設業に特化したクラウドサービスの開発・提供
出典元:株式会社CONOC公式 – 会社概要

CONOCの評判・導入事例

CONOCの導入事例を見ると、見積・発注・原価管理をExcelや個別のツールで管理していた企業で利用されているケースが多く見られます。特に、案件ごとの原価や利益率を把握しづらい、情報が分散しているといった課題を背景に導入されています。

ここでは、実際の導入事例をもとに、導入前の課題や選定理由、導入後の変化を整理します。

1.構木築志(工務店/1名)

項目内容
会社名構木築志
業種工務店(リフォーム・リノベーション)
規模1名
導入前の課題Excelで工事台帳・原価管理を行っていた/入力や計算ミスが発生/必要な情報をすぐに取り出せない
導入の決め手工事台帳や原価管理に必要な機能が揃っていた/コスト面で導入しやすかった
導入後の効果見積作成と同時に原価管理が行えるようになった/案件ごとの原価や利益率を確認可能に/事務作業の時間が減少
サポート・運用操作方法のサポートあり
要点
  • Excelでの原価管理に手間とミスが発生していた
  • 「パソコン操作が得意ではない」経営者でも、サポートを受けながらすぐに使いこなせる直感的な操作性
  • 見積入力と連動した台帳作成により、正確な原価管理と大幅な時短を同時に実現
現場TECH編集部

1名規模の会社でExcelでの管理から切り替えた事例であり、操作に不安がある中でもスムーズに切り替えができています。
見積作成と同時に原価が反映されることで、事務作業にかかる時間を大幅に減らすことに成功した点もポイントです。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
Excelで工事台帳や原価管理を行っており、入力や計算ミスが発生していた。見積と原価が分かれていたため、各物件ごとの利益や原価を確認するまでに時間がかかっていた。必要な情報をすぐに取り出せない場面もあった。

Buildeeを選んだ理由
工事台帳や原価管理に必要な機能が揃っていた点を評価。費用面でも導入しやすく、日常業務に取り込みやすいと判断している。

導入後の変化・効果
見積作成と同時に原価が反映されるようになり、物件ごとの原価や利益を確認できるようになった。工事番号ごとに時系列で情報を管理できるようになり、データの整理や確認がしやすくなっている。

引用元:実績インタビューVol.5|CONOCを活用した構木築志の業務管理改革(構木築志)

2.株式会社Canael(内装・不動産業/5名)

項目内容
会社名株式会社Canael
業種内装業・不動産業
規模5名
導入前の課題案件ごとの管理が分散/利益率が把握しづらい/業務フローが複雑
導入の決め手操作がシンプルで日常業務に取り込みやすいと判断/費用面で導入しやすかった
導入後の効果案件情報をまとめて管理できるように/利益率を確認可能に/浮いたコストを広告費などの事業拡大へ投資予定
サポート・運用担当者が毎月会社に訪問し、使い方のレクチャーや業務フローをサポート
要点
  • 案件ごとの情報がExcelや個別管理で分散しており、原価や利益率を把握しづらい状態だった
  • 操作に不安がある中でも、担当者による丁寧なサポートでスムーズに導入
  • 案件ごとの情報をまとめて管理できるようになったことで利益率を一目で確認できるように
現場TECH編集部

案件ごとの情報が分散している場合、利益率の把握は後追いになりやすくなります。この事例では、案件情報をまとめて管理することで、売上や原価をもとに利益率を確認できる状態に変わっている点が参考になります。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
案件ごとの情報が分散しており、売上や原価の管理が煩雑だった。内装業特有の業務フロー期間の長期化により、利益率を把握しづらく、案件ごとの収支を確認するまでに手間がかかっていた。

Buildeeを選んだ理由
操作が複雑すぎず、日常業務に取り込みやすいと判断。費用面でも導入しやすい点が選定理由となった。

導入後の変化・効果
案件ごとの情報をまとめて管理できるようになり、売上や原価をもとに利益率を一目で確認できるようになった。工数・費用が削減できたことにより、その分の費用を広告費や他の費用に充てられるように。

引用元:実績インタビューVol.3|CONOCを導入して費用削減に成功。広告費などに充て事業拡大を目指す(株式会社Canael・茂木社長)

現場TECH編集部

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CONOCの主な機能・できること

CONOCは、「業務(お金)」「現場(進捗)」「書類(データ)」といった分散しがちな情報を一つのプラットフォームでつなぐ機能設計になっています。

以下の3つのクラウドサービスを連携する仕組みです。

まずは対応している機能を整理し、その後、さらに具体的に各機能でできることについて詳しく見ていきます。

機能カテゴリ機能内容
売上管理(予実・利益管理)売上・粗利・予実の管理/売上推移グラフ/営業利益の確認/社員別実績/目標設定・進捗管理
データ管理(顧客・業者)顧客・業者情報の登録/検索/一覧管理/エクスポート/仕入先・外注先の分類
工事台帳(見積・契約・請求)AI見積/見積書作成/契約書作成/請求書作成/商品発注書作成/外注発注書作成/帳票PDF出力/見積マスタ管理
工事データ一覧工事情報の一覧管理/進行状況別ソート/担当者別ソート/契約日検索/住所検索
工程表管理ガントチャート作成/工期管理/タスク管理/進捗管理/アラート機能
日報管理自社職人日報/協力業者日報/写真アップロード/原価増減記録/案件・日付・担当者別管理
写真・書類管理写真・書類の案件管理/キーワード検索/フォルダ管理/ダウンロード/外部共有/共有期限設定/写真台帳作成/電子帳簿保存法対応
その他(権限管理)ユーザー権限設定/閲覧範囲の制御

業務管理クラウド(お金の管理)

工事に関わるお金の流れを一元的に管理し、案件ごとの収支を把握しやすくする機能です。

見積から発注、請求までの情報が一つのデータとしてつながるため、同じ内容を何度も入力する手間が発生しにくくなります。入力した数値はそのまま売上や原価として反映されます。

例えば、以下のような使い方が可能です。

  • 見積で入力した明細をそのまま発注・請求に引き継ぐ
  • 入力内容をもとに売上や粗利を自動で反映する
  • 紙やPDFの見積書をAI機能で取り込んで自動的にデータ化する
  • 会社全体や担当者ごとの数値を一覧で把握する

現場管理クラウド(進捗の管理)

現場の進捗状況を見える化し、工程・日報・予定を横断して管理できる機能です。

日々の作業記録と工程の進み具合が紐づくことで、「どこまで進んでいて、何にどれだけコストがかかっているか」をまとめて把握しやすくなります。
また、予定情報も含めて一元管理されるため、現場と担当者の動きを全体で見ながら調整できるようになっています。

例えば、以下のような使い方が可能です。

  • 工程の遅れや進捗状況を早い段階で把握する
  • 日報と写真をもとに現場の状況を後から確認する
  • 作業内容とあわせて原価の増減を追う
  • 担当者ごとの予定やタスクをまとめて管理する

クラウドストレージ(書類・データの管理)

工事ごとに書類や写真を整理し、社内外での情報共有をスムーズにするための機能です。

すべてのデータが案件単位でまとまるため、「どこに何があるか」を探す手間が発生しにくくなります。
外部共有や法令対応にも対応しており、日常業務の中でそのまま活用しやすい設計です。

例えば、以下のような使い方が可能です。

  • 図面や写真を案件ごとに整理して保管する
  • 進行状況や担当者、契約日などの条件検索で過去のデータをすぐに探し出す
  • 協力会社など、社外の関係者と安全にデータを共有する
  • 法令に対応した形式で書類を保存する
現場TECH編集部

見積・工程・日報・原価を工事単位でまとめて扱えるため、案件ごとの情報を横断して確認したい場合にフィットしやすい構成になっています。また、電子帳簿保存法やインボイスにも対応しています。

CONOCが向いている会社・向いていない会社

機能構成や導入事例をもとに、CONOCがどのような会社に適しているか、また導入時に注意が必要なケースを整理します。

CONOCが向いている会社

見積・発注・請求・原価を一つのツールで管理したい会社
CONOCは、見積データをもとに発注書や請求書を作成でき、原価や売上も同じデータで管理可能です。Excelや複数ツールで分けて管理している場合、情報をまとめて扱う運用に移行しやすい設計になっています。


工事ごとの原価や利益をリアルタイムで把握したい会社
売上・原価・予実の数値をダッシュボードで確認できるため、工事ごとの原価管理をリアルタイムで確認できます。月末での集計だけでなく、日常業務と並行しながら各工事の収支を確認したい場合に適しています。


コストを抑えて業務管理ツールを導入したい会社
月額9,800円〜の価格帯で提供されており、建設業向けの業務管理ツールの中では業界最安水準の低価格です。小規模な工務店や専門工事業者でも導入を検討しやすく、また続けやすい料金設定です。

CONOCをおすすめしにくい企業

図面管理や写真管理を中心に使いたい会社
CONOCは見積・原価・発注などの数値管理を中心とした構成です。写真・図面管理を主目的とする場合は、別のツールとの併用を前提とする方がよいケースもあります。一方で、写真・書類管理機能は備わっているため、写真のアップロードや写真台帳の作成、図面のクラウド保存には対応しています。


短期利用や、柔軟に解約できるサービスを求めている会社
CONOCは月額料金が低価格帯な一方で、初期費用が発生します。契約形態によっては、短期間の利用や頻繁な契約変更を前提とした運用には合わない可能性があります。導入前に契約条件の確認が必要です。


大規模案件や多拠点管理を前提とした会社
主に中小規模の工務店や専門工事業者での利用を想定した構成のため、大規模案件や複雑な管理体制を前提とする場合は、機能面で不足が出る可能性があります。ただし、契約企業が発行する形で協力会社アカウントを追加費用なしで利用できます。

現場TECH編集部

CONOCは、見積・発注・原価など「お金の動き」を日常業務の中で確認し、事務作業の効率化とあわせて運用を見直したい中小企業に適しています。一方で初期費用や機能性、案件の規模などが自社の運用に合うかは事前に確認しておく必要があります。

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CONOCの費用・料金

CONOCの料金は、初期費用と月額費用、利用人数に応じたID課金で構成されています。

業務管理クラウドのみであれば月額5,000円から利用でき、業務管理クラウド・建設現場クラウド・クラウドストレージが合わさった統合版でも月額9,800円からと、小規模な体制でも導入しやすい価格帯が設定されています。

各種料金金額
初期費用350,000円〜(要問い合わせ)
月額費用5,000円〜(業務管理クラウドのみ)/9,800円〜(統合版)
追加ID費用1,980円/1アカウント
契約期間原則1年間(自動更新)
プラン業務管理クラウド/現場管理クラウド/クラウドストレージ など
オプションAI見積機能/Excelデータ移行などは別途費用
無料トライアルなし(要問い合わせ)

月額費用は利用人数に応じたID課金制のため、小規模な企業でも実態に合わせた運用が可能です。

業務管理クラウドのみのプランから段階的に拡張していくこともできるため、最初は必要な範囲に絞って導入し、運用に合わせて柔軟に機能を追加するとコストを最小限に抑えられます。

インボイス制度や電子帳簿保存法への対応はシステム側で自動かつ無料でアップデートされるため、法改正のたびに対応を検討する手間をかけたくない場合にも適した構成です。

CONOCの導入の流れ

CONOCは素早い現場定着を目指すため、スムーズな導入ステップが用意されています。以下で、詳しいステップに分けて順に説明します。

STEP
問い合わせ・ヒアリング
  • 公式サイトから資料請求・問い合わせ
  • ヒアリングを通じて、自社の業務課題に合わせた運用方法を確認
STEP
トライアル・操作確認
  • 無料トライアル(あれば)やオンラインデモで実際の画面や操作感を確認
  • 現場担当者が日常業務で使えるか、入力負荷や使い勝手を検証
STEP
契約・プラン確定
  • 利用人数や導入範囲、必要な機能に応じて見積もりを確認
  • プランやオプションを決定し、契約手続きを実施
STEP
アカウント発行・初期設定
  • 最短1営業日でアカウント発行
  • 顧客・業者データのマスタ登録や帳票設定(オプション:ロゴ・印鑑など)を整備
STEP
操作研修・定着支援
  • 専任チームによる操作研修やオンライン勉強会を実施
  • マニュアルや動画を活用し、社内での利用ルールを整理
  • オンラインで社内・取引先へ運用説明
STEP
本格運用開始
  • 現場単位で利用を開始し、2〜3ヶ月での運用定着を目指す
  • 運用後もチャットやオンラインでカスタマーサクセスチームからサポートを受けながら改善

アカウント発行後すぐに利用を開始できるため(最短1営業日)、サーバー構築などの手間をかけずに運用をスタートできます。

導入初期の1ヶ月で集中的にデータ登録と操作習得を完了させ、その後専任チームによる伴走支援を受けながら現場運用に移行する進め方が推奨されています。
ITに不慣れな現場でも、準備に時間をかけず短期間で運用を開始したい企業にとっては、判断材料のひとつになるでしょう。

CONOCの総合評価

CONOCは、「見積・発注・請求」の帳票業務と、「原価・売上・工程・日報」といった現場・経営の情報を、工事単位でまとめて管理できる業務管理システムです。特に、案件ごとの収支を日常業務の中で確認したい場合に適した設計になっています。

一方で、図面管理や写真管理を中心に使いたい場合や、大規模案件・多拠点での複雑な管理を前提とする場合は、機能面で不足してしまう可能性があります。

「Excelや複数ツールで分散している業務をまとめたい」「案件ごとの利益や進捗をタイムリーに把握したい」「コストを抑えて運用したい」といった課題を持つ企業にとっては、有力な選択肢だといえます。

また、時期によっては導入応援キャンペーンや初期費用無料キャンペーンなどが実施されることもあり、導入コストを抑えて始められるケースもあります。

費用面でハードルを感じている場合は、こうした条件も含めて確認しておくと判断しやすくなるでしょう。

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著者情報

施工管理業務の効率化や建設DX・ペーパーレス化を中心に、建設業における業務改善やデジタル活用について、調査・整理・解説を行っています。国土交通省の公開資料を参照し、制度背景と現場実務のズレが生じやすいポイントを、実務目線で噛み砕いて解説しています。

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