施工管理サービスbuildeeの口コミ評判は?機能・料金・導入事例まとめ

「Buildee(ビルディー)」は、作業間の連絡調整や入退場管理など、建設現場の現場管理業務をクラウド上で行えるサービスです。主に元請会社と協力会社の間のやり取りをデジタル化し、現場業務の効率化を目的としています。

一方で、導入を検討する中で「どんな機能があるの?」「実際の評判は?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ユーザーレビューや公式の導入事例をもとに、Buildeeの評判や機能の特徴を整理し、どのような企業に向いているサービスなのかを解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • Buildeeの評判や口コミを知ってから導入を判断したい
  • 料金体系や費用感を把握したい
  • 自社の現場に合うサービスかどうかを見極めたい

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目次

Buildeeとは

Buildee(ビルディー)は、建設現場の作業間調整、労務安全書類、入退場管理などをクラウド上で管理できるサービスです。

元請会社と協力会社が同じシステム上で情報を共有できる点が特徴で、紙や電話、口頭連絡に依存しがちな現場業務の効率化に役立ちます。

特に、複数の協力会社や多くの作業員が関わる中〜大規模現場と相性がよく、現場全体の情報共有や管理業務をまとめて効率化したい企業に向いています。

Buildeeの基本情報・スペック

対象規模(目安)中規模〜大規模の建設会社・元請企業
対象工種全工種(主にゼネコン・サブコンなど)
提供形態クラウド型(SaaS)/ブラウザ/アプリ(Buildee入退場管理のみ)
対応端末・OSPC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット
サポート体制電話/メール/導入支援/活用サポートあり

運営元『株式会社リバスタ』について

株式会社リバスタの企業情報は以下の通りです。

会社名株式会社リバスタ
所在地東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア9F
代表取締役高橋 巧
設立2007年6月
資本金1億円
事業内容建設業界向けクラウドサービスの開発・提供
出典元:株式会社リバスタ公式 – 会社概要

Buildeeの評判・導入事例

Buildeeは複数の機能で構成されていますが、アプリとして提供されているのは「Buildee入退場管理」のみです。

App Storeの評価は2.3点(5点満点/21件)と低めですが、施工管理アプリは企業単位で導入されるケースが多く、一般的なアプリとは評価の傾向が異なります。

実際には大手ゼネコンを中心に導入が進んでおり、アプリの使い勝手とは別に、現場全体の業務効率化の観点で評価されているケースもあります。

以下では、口コミと導入事例をもとに、Buildeeの評判の傾向を整理します。

App storeレビュー

ログインできない

webのpc、スマホなら入れるが(操作はpcじゃないとあまりできない)、アプリはログインで弾かれる。

引用元:App store

アップデート後

アプデ前の横向き使いづらくて、そこが改善されたのは良かったけど、Wi-Fiに接続してるとログインできずタイムアウトになるのが本当に最悪。それなら横向きのままでいいからアプデ前に戻して欲しい。

引用元:App store

現場TECH編集部

App Storeのレビューでは、ログインエラーや通信環境によるタイムアウトなど、アプリの動作やログイン周りの不具合に関する指摘が見られました。
なお、これらは「Buildee入退場管理」アプリに関する評価であり、Buildee全体の機能評価とは必ずしも一致しません。Buildeeは安全書類管理や作業間連絡調整など複数の機能があるため、導入事例なども含めて総合的に判断する必要があります。

導入事例

1.三井住友建設株式会社(ゼネコン/全社展開)

項目内容
会社名三井住友建設株式会社
業種総合建設(建築・土木)
規模全店導入
導入前の課題作業間連絡調整会議の資料作成・準備に時間がかかる/建設関連団体からの依頼に対応するため現場データをアンケートで収集
導入の決め手Buildeeの各サービス間で施工体系の情報やCCUSと連携できる点/データ提供やAPI連携などに対するベンダーの姿勢
導入後の効果顔認証による入退場管理でタッチ率向上/作業間調整など日常業務を効率化/安全担当部署がBuildeeで各現場の状況を把握可能/API連携により社内システムでも現場データを活用
サポート・運用BuildeeのデータをAPI連携し社内システムでも活用/積算資料や歩掛調査などの社内業務に現場データを取り込み
要点
  • 作業間連絡調整会議の資料作成・準備や、現場データ収集のためのアンケート対応に時間を取られていた。
  • Buildeeを導入し、作業間連絡調整や労務安全・入退場管理をクラウドで管理する体制を構築。
  • 顔認証による入退場管理で打刻率が向上し、日常業務の効率化に加えてBuildeeのデータをAPI連携して社内システムでも活用できるようになった。
現場TECH編集部

現場業務をデジタル化するだけでなく、収集したデータをAPI連携によって社内システムでも活用している点が特徴的です。
Buildeeを単なる現場管理ツールではなく、現場データの活用基盤として運用したい企業には参考になる事例といえるでしょう。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
作業間連絡調整会議の資料作成や準備に手間がかかっており、会議運営に多くの時間を取られていた。また、建設関連団体からの依頼に対応するため、現場のデータを収集する際にはアンケートを実施するなど、情報収集に手間がかかっていた。

Buildeeを選んだ理由
それまで利用していた競合サービスから移行し、Buildeeへ統合。施工体系の情報やCCUSとの連携が可能な点に加え、ベンダーである株式会社リバスタがデータ提供やAPI連携に前向きな姿勢を示していたことを評価した。社内システムやOfficeアプリと連携し、収集したデータを活用できる点も導入の決め手となった。

導入後の変化・効果
作業間調整や労務安全・入退場管理をBuildee上で管理できるようになり、日々の現場業務の効率化が進んだ。顔認証による入退場管理を導入したことで打刻率も向上。さらに、Buildeeで蓄積したデータをAPI連携によって社内システムにも取り込み、積算資料や歩掛調査などにも活用できる環境が整備された。

引用元:「Buildeeシリーズを連携し現場への負担を軽減 現場の見える化を目指して本社でデータを収集・活用(三井住友建設株式会社)」

2.西部建設株式会社(ゼネコン/全社導入)

項目内容
会社名西武建設株式会社
業種総合建設(建築・土木・リノベーション)
規模全店導入
導入前の課題建築現場では調整業務や搬入調整、歩掛算定のための人工データ管理など業務が多い/DX推進の一環として現場で使いやすいデジタルツールの検討が必要だった
導入の決め手他社での活用実績を参考にBuildee調整会議を採用/現場データを収集・平準化できる点を評価/協力会社の費用負担が発生しない料金体系
導入後の効果Buildee調整会議・労務安全・入退場管理の併用でデータを一元管理/過去データの確認や修正が容易になり管理性が向上/指示書作成などの業務が10〜30%程度短縮され現場の時短に貢献
サポート・運用建築事業部を中心にDX推進チームがツール選定と普及を主導/本社の情報システム部門と連携し現場展開/協力会社への説明を行いながら利用を浸透
要点
  • 建築現場では調整業務や搬入調整、歩掛算定のための人工データ管理など業務が多く、DX推進の一環として現場で使いやすいデジタルツールの検討が進められていた。
  • Buildeeを導入し、作業間連絡調整会議や労務安全・入退場管理などの情報をクラウド上で一元管理できる体制を構築。
  • 調整会議の資料作成や指示書作成などの業務が効率化し、現場によっては10〜30%程度の作業時間削減につながっている。
現場TECH編集部

DX推進の一環としてBuildeeを導入し、作業間連絡調整会議や労務安全、入退場管理など複数の業務をまとめてデジタル化している事例です。
現場ごとに分散しがちな情報をクラウド上で一元管理することで、調整業務の効率化だけでなく、現場データの蓄積やペーパーレス化にもつながっています。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
DX推進の一環として、建築現場で活用できるデジタルツールの検討を進めていた。建築事業部では、現場調整や搬入調整、歩掛算定のための人工データ管理など業務が多く、現場業務の効率化やデータの蓄積・活用を進めるための仕組みづくりが課題となっていた。

Buildeeを選んだ理由
本社建築工務部を中心に現場経験のある社員による検討チームを立ち上げ、建築現場で使いやすいデジタルツールの検討を実施。その中で、以前から他社でBuildeeが活用されている事例を聞いていたこともあり、まずはBuildee調整会議を採用した。

導入後の変化・効果
Buildee調整会議や労務安全、入退場管理などを組み合わせて活用することで、現場業務をクラウド上で一元管理できる体制を構築。調整会議の資料作成や指示書作成などの業務効率化が進み、現場によっては10〜30%程度の作業時間削減につながっている。さらに、現場データの蓄積が進んだことで、過去データの確認や業務改善にも活用できるようになった。

引用元:「Buildeeの各サービスを建築事業部の標準へ 一元化したデータ管理と現場の時短を推進(西部建設株式会社)」

3.向井建設株式会社(サブコン/協力会社としての利用)

項目内容
会社名向井建設株式会社
業種総合躯体工事業者
規模協力会社として各ゼネコン現場で利用
導入前の課題作業間連絡調整は紙やホワイトボード中心で、職長が口頭で作業員に伝達する運用が多く、現場全体の状況把握や作業調整に手間がかかっていた
導入の決め手元請ゼネコンがICTツールを導入する現場が増えたことを受け、協力会社としてBuildeeを利用
導入後の効果作業間連絡調整の内容をBuildee上で確認できるようになり、作業内容の共有や伝達がスムーズに/入退場管理や施工体制情報の記入・修正も効率化し、協力会社側の業務負担軽減
サポート・運用元請が設定した現場ページに協力会社として参加し、施工体制情報などを登録/一次協力会社として二次協力会社を招待し、同じ仕組みで情報登録・管理
現場TECH編集部

元請企業のDX事例が多い中で、協力会社の立場からBuildeeを活用している点が参考になる事例です。元請だけでなく、協力会社からも作業間調整や施工体制情報の共有がスムーズになる点が評価されており、現場全体の情報連携を支えるツールとして活用されていることが分かります。

▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)

導入前の課題
作業間連絡調整の内容を紙やホワイトボードで共有し、職長が口頭で作業員に伝える運用が中心だった。そのため、現場全体の作業状況を把握することや、関係会社との情報共有に手間がかかっていた。

Buildeeを選んだ理由
元請ゼネコンの現場でBuildee調整会議が導入されていたことから、協力会社として利用を開始。作業間連絡調整の内容や施工体制情報をクラウド上で確認できる点などが、現場での情報共有を進めるうえで有効な仕組みとして活用されている。

導入後の変化・効果
作業間連絡調整の内容をBuildee上で確認できるようになり、作業内容や注意事項の共有がスムーズになった。また、施工体制情報の登録や入退場管理などもデジタル化され、協力会社側の立場でも業務効率化や現場全体の情報共有の向上につながっている。

引用元:「さまざまな現場で一次協力業者としてBuildeeを利用 情報共有や業務効率向上に加え、独自の活用も(向井建設株式会社)」

評判・口コミから分かるBuildeeが向いている会社・向いていない会社

これまで紹介してきた導入事例やレビューを踏まえると、Buildeeは特定の現場運用と相性が良いサービスです。
一方で、会社の規模や求める機能によっては、別の施工管理システムの方が適している場合もあります。

ここでは、Buildeeが向いている会社と、導入を慎重に検討した方がよい会社の特徴を整理して紹介します。

Buildeeが向いている会社

元請けとして多くの協力会社を管理している建設会社
Buildeeは、作業員の入退場管理や安全ミーティング、作業員情報の共有など、元請け企業が現場全体を管理するための機能が充実しています。導入事例でもゼネコンや中堅建設会社での活用が多く、複数の協力会社が関わる現場を効率的に管理したい企業と相性が良い設計になっています。


現場ごとの作業員情報や入退場管理をデジタル化したい企業
建設現場では、作業員の入退場確認や配置管理など、人員管理に関する業務が日常的に発生します。Buildeeは、入退場管理機能に加えて、顔認証端末などの入退場管理機器「BANKEN」シリーズや建設キャリアアップシステム(CCUS)と連携できる点が特徴です。
作業員情報や入退場記録をデジタルで管理したい場合には、こうした連携の仕組みが選定時の検討材料になります。


現場データを社内システムと連携して活用したい企業
Buildeeでは、施工体制情報や作業員情報、入退場記録などのデータをクラウド上で管理できます。導入事例では、API連携によってBuildeeのデータを社内システムに取り込み、積算資料や歩掛調査などに活用しているケースも紹介されており、現場データを社内システムと連携できる点も評価されています。

Buildeeをおすすめしにくい企業

小規模な現場が中心の企業
Buildeeは、複数の協力会社や多くの作業員が出入りする現場で特に効果を発揮するシステムです。
少人数の現場が中心の企業では、従来の管理方法でも十分対応できる場合があり、導入メリットを感じにくい可能性があります。


工程・原価・受発注まで一元管理したい企業
Buildeeは現場の入退場管理や作業員管理に強みを持つサービスですが、施工管理のすべてをカバーする統合型システムではありません。工程管理や原価管理、請求・受発注まで一元管理したい場合は、他の施工管理システムとの併用や別サービスの検討が必要になるケースもあります。


ITツールの導入や運用に慣れていない企業
現場の管理業務を効率化できる一方で、協力会社も含めた運用ルールの整備は必須になります。紙や電話中心の運用から急にデジタル化を進める場合、現場への定着に時間がかかる可能性があります。

現場TECH編集部

Buildeeは、協力会社を含めた現場全体の作業員情報や入退場管理を効率化する仕組みを備えている一方で、小規模な現場やDX化に抵抗がある企業にとってはメリットを感じにくいケースもあります。
現場の規模や管理範囲、既存システムとの役割分担などを整理したうえで、自社の運用に合うかどうかを検討することが重要といえるでしょう。

Buildeeの主な機能・できること

Buildeeは、以下の4つの機能で構成されています。(クリックで各機能の説明に遷移します)

機能名主な用途
Buildee調整会議作業間連絡調整会議の運営や作業予定、重機利用などの現場調整業務を管理
Buildee労務安全協力会社・作業員情報や資格・保険状況などの労務安全情報を登録・管理
Buildee入退場管理顔認証端末などと連携し、作業員の入退場記録をデジタルで管理
Buildee進捗・歩掛作業の計画と実績を比較し、工種・作業場所ごとの進捗や歩掛を管理


各機能について、以下でそれぞれ紹介します。

Buildee調整会議

Buildee調整会議は、建設現場で日々行われる作業間連絡調整会議の運営を支援する機能です。
複数の協力会社が同時に作業を行う現場では、作業内容や工程、重機の使用予定などを事前に共有し、作業の重複や干渉を防ぐための調整が欠かせません。Buildee調整会議では、こうした作業予定や注意事項をクラウド上で管理し、元請企業と協力会社が同じ情報を確認しながら調整を進めることができます

また、現場配置計画図を作成して関係者に共有できるため、資材置き場や重機の配置、作業エリアなどを視覚的に把握しながら会議を進めることができます。日誌や巡視記録などの帳票作成にも対応しており、現場の記録業務と作業間調整をあわせて管理できる点も特徴です。会議資料の作成や情報共有の手間を減らし、現場内のコミュニケーションをスムーズにしやすい構造になっています。

主な機能・できること
  • 作業予定・実績の管理:協力会社ごとの作業内容や作業場所、人数などを登録し、日々の作業予定や実績を関係者で共有できます。
  • 重機等の予定管理(ゲート・揚重機・機材):揚重機や資材搬入ゲート、機材などの使用予定を登録・共有し、利用時間の重複や作業の干渉を防ぐことができます。
  • 現場配置計画図の作成・共有:資材置き場や重機の配置、作業エリアなどを図面上で整理し、関係会社と共有できます。
  • 安全巡視記録・各種連絡:現場の安全巡視の記録を残し、注意事項や連絡事項を関係者へ共有できます。
  • 調整会議の運営支援:作業予定や配置計画などの情報をもとに、作業間連絡調整会議の資料整理や情報共有を効率化できます。
  • 日誌・KY等の各種帳票印刷:現場日誌やKY(危険予知)活動などの帳票を作成し、印刷できます。
  • BuildeeCO2機能:重機や車両などの稼働情報をもとに、建設現場のCO2排出量を算定・管理できます。

Buildee労務安全

Buildee労務安全は、建設現場で必要となる労務安全情報をクラウド上で登録・管理できる機能です。

協力会社の会社情報や作業員情報、資格情報、保険加入状況などをシステムに登録することで、現場に関わる人員や体制を一元的に把握できます。元請企業と協力会社が同じ情報を共有できるため、現場ごとの労務安全管理を効率的に進めることができます。

また、登録した情報をもとに施工体制台帳や作業員名簿などの労務安全書類を作成できる点も特徴です。書類の提出や確認をオンラインで行えるため、紙やメールでのやり取りを減らし、書類管理や確認業務の負担を軽減します。

主な機能・できること
  • 会社情報・作業員情報の登録・管理:協力会社の会社情報や作業員情報、資格情報などを登録し、現場の労務安全情報を一元管理できます。
  • 労務安全書類の作成・一元管理:登録した情報をもとに施工体制台帳や作業員名簿などの労務安全書類を作成し、クラウド上でまとめて管理できます。
  • 上位会社による代行登録:上位会社が下請会社の会社情報や作業員情報の登録を代行できるため、入力作業の負担を軽減できます。
  • 保険加入状況のチェック:社会保険や労災保険などの加入状況を確認し、必要な情報を管理できます。
  • 期限切れのチェック:資格や保険などの有効期限を管理し、期限切れが発生していないかを確認できます。
  • 元請独自帳票の利用:元請企業が独自に設定した帳票をシステム上で作成・利用できます。
  • 変更箇所の差分表示:登録情報の変更箇所を差分で確認でき、修正内容を把握しやすくなります。

Buildee入退場管理

Buildee入退場管理は、建設現場に出入りする作業員の入退場記録をデジタルで管理できる機能です。
顔認証やICカード、QRコードなどさまざまな認証方法に対応しており、現場の入退場を自動で記録できます。これにより、手書き台帳や目視確認に頼っていた入退場管理を効率化し、現場の人員状況をリアルタイムで把握できるようになります。

また、顔認証端末などの入退場管理機器「BANKEN」シリーズと連携することで、現場での打刻とBuildee上のデータ管理を連動させることができます。記録された入退場データはシステム上に蓄積され、労務管理や安全管理のデータとして活用できるほか、Buildee労務安全やBuildee調整会議との連携によって現場管理業務全体の効率化につながります。

主な機能・できること
  • ワンストップの記録管理:作業員の入退場記録をシステム上で一元管理し、現場の人員状況を把握できます。
  • 入退場管理データの活用:蓄積された入退場データをもとに、現場の労務管理や作業実績の確認などに活用できます。
  • Buildee調整会議との連携:入退場情報を作業予定などのデータと連携させることで、現場管理の精度を高めることができます。
  • 認証忘れにも柔軟に対応:認証忘れがあった場合でも後から記録を修正できるなど、現場運用に合わせた柔軟な管理が可能です。

入退場管理機能を使うには、「Buildee調整会議」もしくは「Buildee労務安全」いずれかの契約が必要になります。

Buildee進捗・歩掛

Buildee進捗・歩掛は、建設現場の作業進捗や歩掛(作業量に対する作業時間)をデジタルで管理できる機能です。
工種や作業場所ごとに作業の計画と実績を登録し、進捗状況を比較することで、現場の状況を把握しやすくなります。これにより、作業の遅れや人員配置の課題などを早期に把握し、現場運営の改善につながりやすくなります。

また、Buildee調整会議で登録された作業予定などの情報を活用できる点も特徴です。現場で蓄積されたデータをもとに進捗状況を可視化できるため、作業の実態を把握しながら工程管理や生産性向上に役立てることができます。

主な機能・できること
  • Buildee調整会議の情報を活用:作業予定などBuildee調整会議に登録された情報をもとに、進捗管理や作業実績の把握に活用できます。
  • 工種・場所ごとに計画と実績の比較:工種や作業場所ごとに作業の計画と実績を登録し、進捗状況を比較できます。
  • 情報の見える化:現場の進捗状況や作業実績をデータとして可視化し、状況を把握しやすくします。
  • 蓄積されたデータの活用:現場で蓄積された進捗データを分析や改善活動などに活用できます。

進捗・歩掛機能を使うには、「Buildee調整会議」の使用が必須となります。
(調整会議で入力された作業予定や実績情報をデータとして活用するため)

現場TECH編集部

Buildeeは、作業間連絡調整会議を中心に、労務安全、入退場管理、進捗・歩掛といった機能を組み合わせて利用するモジュール型のサービスです。
多くの機能は「調整会議」をベースに連携しており、進捗・歩掛は調整会議の利用が前提となるなど一定の依存関係があるため、導入を検討する際はどの機能を組み合わせて運用するかを整理しておくことが重要といえるでしょう。

Buildeeの費用・料金

これまで、Buildeeの機能や特徴を紹介してきましたが、継続的に利用するサービスなら費用・料金が気になる方も多いのではないでしょうか。

Buildeeの費用・料金の概要を下記にまとめました。

各種料金金額(税抜)
初期導入費支店登録料:50,000円/支店
月額費用■基本利用料:30,000円

■現場利用料
・Buildee調整会議:9,800円
・Buildee労務安全:6,000円
・Buildee入退場管理:2,000円
・Buildee進捗・歩掛管理:8,000円
協力会社利用料無料
サブJV利用料無料
カスタマーサポート無料
無料トライアルなし(要問い合わせ)
※2026年3月時点の情報です。最新の情報は公式サイトもご確認ください。

Buildeeは、支店単位の基本利用料と現場ごとの機能利用料を組み合わせる料金体系になっています。
例えば、元請企業が複数の現場で利用する場合、基本利用料に加えて現場ごとのサービス利用料が発生します。

また、協力会社の利用料は無料となっており、元請企業が招待することで協力会社もシステムを利用できます。ユーザー数の制限がないため、協力会社の人数が多い現場でも導入しやすくなっています。

さらにオプションとして、以下のようなサービスも用意されています。

  • CSVデータ出力:10,000円/月(支店ごと)
  • 現場説明会:50,000円/回

一般的な施工管理システムは、1ユーザーあたり月額数千円〜1万円程度の料金体系が多く、利用人数が増えるほど費用も高くなる傾向があります。

一方でBuildeeは現場単位の料金体系を採用しているため、協力会社や作業員の人数が多い現場でも追加費用が発生しにくい点が特徴です。

そのため、多くの協力会社が関わる中規模〜大規模の建設現場では、比較的導入しやすい料金設計になっています。

現場TECH編集部

現場TECH編集部
Buildeeはユーザー数ではなく現場単位で料金が発生する仕組みを採用しているため、協力会社や作業員の人数が多い現場でもコストが増えにくい設計になっています。
特に多くの協力会社が関わる中規模〜大規模の建設現場では、一般的なユーザー課金型の施工管理システムと比べて費用感をイメージしやすい料金体系といえるでしょう。

Buildeeの導入の流れ

Buildeeの導入について、手順を以下で紹介します。元請と協力会社で導入手順が変わるため、今回は元請でのステップを説明します。

STEP
問い合わせ
  • 公式サイトの「導入に関するご相談」フォームへ問い合わせ
  • 資料請求・オンラインでの製品説明を受ける
STEP
社内稟議・導入決定
  • 導入範囲(全社 or 一部現場)を決定
  • 操作性・機能・現場との相性を確認
  • 動作環境・利用料金について確認しておく
STEP
利用申請・契約
  • 利用申請フォームから申し込み
  • 契約内容や利用機能の確認・手続き
STEP
利用申請・利用登録の完了
  • フォーム入力完了後、メールを受信
  • メールの指示に従い、本文内のリンクをクリックして登録手続き
  • 利用登録完了後、ID/パスワードをメールで受け取る
STEP
初期設定
  • 基本情報や現場情報の登録
  • 自社ユーザーの登録・現場への招待
  • 協力会社の登録・招待
STEP
導入準備
  • 社内担当者(IT管理・現場管理)の選定
  • 運用ルールや社内体制の整備
  • 必要に応じて端末や通信環境を準備

STEP
操作研修・教育
  • 管理者・現場担当者向けの操作説明
  • 社内マニュアルの整備やQ&A対応
  • 場合によって、現場説明会も開催(有料オプション)
STEP
本格運用開始
  • 現場単位または全社で利用開始
  • 運用状況に応じたフォローや改善
現場TECH編集部

Buildeeの導入は、一般的なクラウドサービスと同様に申請から利用開始まで比較的シンプルな流れで進められますが、実際の運用では協力会社を含めた初期設定やルール整備が必要です。特に、どの機能をどの現場でどのように使うかを事前に整理しておくことで、導入後の定着がスムーズになりやすいでしょう。

Buildeeの総合評価

Buildeeは、大規模現場における「調整・労務・入退場管理」に強みを持つサービスです。

元請主導でのデータ一元管理や、協力会社を含めた運用を前提としているため、中〜大規模現場では高い効果を発揮するでしょう。

一方で、工程管理や原価管理まで含めた一元管理には対応しきれないため、オールインワンツールを求める場合は他サービスの方が適しています。

施工管理アプリは、目的や現場規模によって最適な選択肢が大きく変わるため、個別に比較していくと時間がかかり、判断に迷いやすいのが実情です。

まずは主要サービスの違いをまとめて把握したい方は、複数サービスの資料と比較表を一括で確認できる資料ダウンロードを活用し、自社に合う方向性を整理してみてください。

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著者情報

施工管理業務の効率化や建設DX・ペーパーレス化を中心に、建設業における業務改善やデジタル活用について、調査・整理・解説を行っています。国土交通省の公開資料を参照し、制度背景と現場実務のズレが生じやすいポイントを、実務目線で噛み砕いて解説しています。

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