
建築現場で使用する野帳のデジタル版「eYACHO(イーヤチョウ)」を試してみたいが、評判や機能がどうなのか気になるのではないでしょうか?
建設現場管理アプリを使うことで、アナログな現場をデジタル化してスマートに現場管理できます。
今回は、eYACHOの口コミ評判や機能・気になる料金、そしてeYACHOの導入事例もまとめて解説します。
建設現場管理アプリの選択で悩んでいる企業にとって、参考になる情報ですのでぜひ最後までご覧ください。
施工管理アプリ選びでお悩みの担当者へ
工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理、日報/報告書など、
現場TECHが厳選したおすすめ製品の資料をまとめてダウンロードいただけます。
【特典】19製品比較表エクセル資料も無料プレゼント!
eYACHOとは

eYACHOとは、2015年にスーパーゼネコンの大林組とMetaMojiが共同開発した、スマホやタブレットで活用できる大規模建設会社向けの施工管理アプリ。
ゼネコンを中心に導入シェアは業界トップクラス。テレビCMも放送中で、比較的知名度の高い製品です。
業務記録や手書き入力したメモをデジタル化したり、音声・写真・動画を活用たりと、現場の状況を記録できます。
TODO管理や帳票作成・打合せ記録、そして情報共有まで一連の業務が実現でき、仕事の効率化が図れることがeYACHOの強みです。
eYACHOの基本情報・スペック
| 対象規模(目安) | 20名〜数百名(小規模〜中・大規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(建築・設備・電気・土木・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可/アプリ対応 一部オフライン対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | 電話/メール/チャット/導入支援/活用サポートあり |
運営元『株式会社MetaMoji』について
運営元である株式会社MetaMojiは、2011年のiPhone/iPad向けアプリを開発して以来、モバイル端末用の仕事の効率化を目指す業務アプリを提供しています。
株式会社MetaMojiの企業情報は以下の通りです。
| 会社名 | 株式会社 MetaMoj |
| 所在地 | 東京都港区六本木1-7-27全特六本木ビル EAST4階 |
| 代表者 | 代表取締役社長 浮川和宣 |
| 創業 | 2009年12月1日 |
| 資本金 | 5,400万円 |
| 事業内容 | ソフトウエアの開発・販売 |
eAYCHOの評判・導入事例
「Apple Store」におけるeYACHOのレビュースコアは、2.6(2026年1月時点)。大手ゼネコンを中心に導入実績がある一方で、評価が割れている点は気になるところです。
電子野帳という特性上、「紙の業務をどう置き換えたいか」「現場にどこまでITを求めるか」によって、評価が大きく分かれやすいのも事実です。
以下では、実際の口コミと、導入事例をもとに、eYACHOが高く評価されているポイントと、不満が出やすいポイントを整理して紹介していきます。
もう紙には戻れません
引用元:App Store
eYACHOでチェックを行う便利さに慣れてしまい、もう紙にチェックしてた時代には戻れません。紙もスキャナーで取り込んでeYACHO です。アップルペンで自由にチェックでき、同じチェックが必要な場合は手書きなのにコピペできます。また、複数人が同時にチェックできるので、紙を回覧するのに比べてチェック期間も短縮できます。
簡単に言うとアドビをかなり多機能にしたまさに電子野帳。機能が多すぎてかなーり重く、UIの概念もないような作りなのでとにかく使い勝手が悪いです。ワード、エクセル、その他ビルディのような施工管理ソフトを使うよりも数倍の時間がかかり、全く時短にはなりません。多大なる時間をかけても所詮PDF編集なので出来上がったデータは他のソフトとの連携もできません。電子にしても、野帳でできることは限られています。さっさとこのアプリを削除して、書類作成、写真編集、表計算、PDFデータ閲覧などは他のもっと使いやすい専用ソフトを使いましょう。
引用元:App Store
アップルペンシル以外のタッチペンの設定
引用元:App Store
タッチペンで記入する際にアップルペンシルの場合はアプリが認識してタッチペン以外での書き込みができないように設定できるが、それ以外のタッチペンだとその設定ができないです。アップルペンシル以外も認識で切るようにしてほしいです。
紙の野帳を電子化する体験は高評価が多い一方、動作の重さやUI、Apple Pencil前提の操作設計に不満の声も見受けられました。紙運用の延長として使う現場向きのツールと言えるでしょう。
導入事例①:三井住友建設株式会社(建築/全店導入・iPad約1,000台)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 三井住友建設株式会社 |
| 工種 | 建築(建築部門の全店) |
| 規模 | 全店導入(iPad約1,000台) |
| 導入前の課題 | 朝礼準備(黒板の書き直し・図面貼替)で早出が発生/写真整理やチェックシートがPC・紙中心で残業になりがち |
| 導入の決め手 | 手書きで直感的に使える/同業他社での利用実績/施工管理業務に適応しやすいと判断 |
| 導入後の効果 | 朝礼の情報共有が効率化(同時書込み・モニター表示)/写真整理が現場で完結/チェックシートの電子化/体感で1日約1時間短縮 |
| サポート・運用 | ルールで縛らず「現場が自由に使う」方針で浸透/現場の要望を吸い上げながら改善 |
- 朝礼は黒板運用で、消す・書く・貼り替える段取りが重く、早出が必要だった。
- eYACHOでベースを共有し、各自が同時に書き込めるようにして準備と共有を効率化。
- 写真台紙テンプレやチェックシート電子化も進み、体感で1日1時間ほどの時短につながった。
「黒板・写真整理・チェックシート」をeYACHOに寄せていく流れが分かりやすい事例です。ルールで縛らず、現場の使い方から広げている点は、最も課題となりやすい現場への定着のヒントになります。
▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
導入前の朝礼はA1×2枚の黒板を使い、前日分を消して書き直し、図面を貼り替える必要があり、準備のために担当者の早出が発生していた。日々の写真整理も、PCでExcelにまとめる運用が中心で時間がかかり、残業になりがちだった。チェックシートも印刷物に手でチェックを入れる紙運用だった。
eYACHOを選んだ理由
同業他社での利用実績やデモを踏まえ、手書きで直感的に操作できる点、施工管理に適応しやすい(大手ゼネコンが開発に関与している)点を評価。全員が使える環境を整え、現場での利用を進めた。
導入後の変化・効果
朝礼は、共有したベースに各自がiPadで同時に書き込み、モニターで表示して説明する運用へ。大人数の現場でも拡大表示やポインタを使って周知でき、情報共有の精度が上がった。写真は台紙テンプレを用意することで、クリック選択やその場で撮影して貼り付けまで現場で完結。チェックシートも取り込み、iPad上でチェックできるようにした。数値の計測はないが、体感として1日1時間程度の短縮につながっている。
導入事例②:大林組(建築現場/全店導入)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社大林組 |
| 工種 | 建築(ビル建設現場など) |
| 規模 | 全店で導入開始(施工管理技術者へiPad導入:6,000台超) |
| 導入前の課題 | 野帳・デジカメ・黒板・製本図面など持ち歩く物が多く、現場の荷物と手間が大きい |
| 導入の決め手 | iPadを「現場情報の集約プラットフォーム」にできる/紙の野帳の自由度を保ったまま電子化できる |
| 導入後の効果 | iPad1台に集約し持ち歩き機材が激減/写真・図面・帳票・指示をその場で作成・共有/デスクワーク削減につながった |
| サポート・運用 | 共同開発(MetaMoJi×大林組)で現場テンプレや入力性(手書き→文字変換)を強化 |
- 野帳・カメラ・黒板・図面など現場の持ち物が多く、管理も分散していた。
- eYACHOを導入し、写真・図面・帳票・メモをiPadに集約。
- 結果、持ち歩き機材が減り、現場での記録〜共有が楽になって「もう紙に戻れない」状態に。
「荷物が減る」「その場で完結する」という、現場にとって分かりやすい効果が出ている事例です。まずは野帳+写真+図面の集約から始める導入イメージとして参考になります。
▶ 詳細を見る(導入前の課題/決め手/効果)
導入前の課題
現場では紙の野帳が必須だった一方で、工事写真はデジカメ、説明用黒板、製本した図面なども持ち歩く必要があり、現場職員の携行物が多かった。記録媒体が分散しているため、現場での記録〜整理〜共有の手間も増えやすい状況だった。
eYACHOを選んだ理由
iPadを現場に導入する中で、紙の野帳のように「自由に書ける」使い勝手を保ちつつ、定型帳票や写真・図面も一緒に扱える仕組みが必要だった。eYACHOは、定型(出面表・巡視記録など)と自由記入(メモ・略図)を両立でき、写真取り込みや図面への手書き指示にも対応できる点が評価された。
導入後の変化・効果
現場で持ち歩くものが、野帳・デジカメ・黒板・図面から、iPad1台中心に集約。iPadで撮影した写真の上にその場で指示を書き込んだり、図面に修正点を手書きしたりできるため、情報がiPad上にまとまる。結果として、帳票作成や作業指示などを現場で処理できる範囲が広がり、デスクワーク削減のきっかけになった。現場職員からは「もう紙の野帳には戻れない」という声も出ている。
引用元:「紙の野帳をiPad化したら、工事現場の仕事が身軽に 「eYACHO」が大林組のワークスタイルを変えた(MetaMoJi)」
評判・口コミから分かるeYACHOが向いている会社・向いていない会社
これまでの口コミや導入事例に加え、機能性も考慮して、どのような会社に向いていて、逆にどのような会社には向いていないのかを整理してご紹介します。
eYACHOが向いている会社
紙の野帳・チェックシート運用をそのまま電子化したい会社
eYACHOは、手書きメモや図面への書き込みなど、紙の野帳に近い感覚で使える点が強みです。
「紙には戻れない」という口コミや、大手ゼネコンでの導入事例からも、既存の紙業務を大きく変えずに電子化したい現場との相性の良さが分かります。
iPad・Apple Pencilの利用が前提になっている会社
Apple Pencilでの書き込みや操作を前提とした設計のため、iPadを支給・標準化している企業では導入後のギャップが少なく、スムーズに定着しやすい傾向があります。
帳票・写真・図面を現場で完結させたい会社
写真撮影→書き込み→共有までをその場で完結できるため、「現場で記録し、事務所に戻ってから整理する」流れを減らしたい会社に向いています。DXから、管理業務のDXまでまとめて進めたい中堅規模以上の企業にとって相性の良い製品です。
eYACHOをおすすめしにくい企業
動作の軽さやシンプルなUIを最優先したい会社
口コミでは「重い」「UIが分かりづらい」といった声も見られます。操作スピードや軽快さを重視する現場では、ストレスを感じる可能性があります。
施工管理全体を一元管理したい会社
eYACHOは電子野帳に特化したツールのため、工程・原価・受発注・請求までをまとめて管理したい場合は、別の施工管理システムとの併用が前提になります。
Apple Pencil以外のタッチペン運用を想定している会社
Apple Pencil以外では誤操作防止の設定ができない点が指摘されています。タッチペンの種類を問わず統一運用したい場合は注意が必要です。
eYACHOは、紙の野帳をそのまま置き換えたい現場での運用で良い口コミが見受けられました。記録やチェック業務を中心に使っているケースでは不満は出にくい傾向があります。
一方、工程・原価・受発注まで含めた施工管理全体のDXを期待すると、用途のズレが生じやすい点には注意が必要です。
どの業務をeYACHOで効率化したいかを念頭に導入するか検討してみましょう。
eYACHOの機能・できること
eYACHOの機能・できることを、効果が実感しやすい3点に絞って紹介します。
野帳のデジタル化


工事現場で測量やメモを取る際は、野帳が必須でした。毎回作業服に野帳を入れる必要があり、大きな工事現場ほどたくさんの野帳が必要です。
また雨や雪が降ると記入できないなどのデメリットがありましたが、野帳のデジタル化により、以下で紹介する5つの利便性が高まります。
- 手書きで自由自在にメモが取れる
- 手書きしたものが、テキストやきれいな直線や形に変換される
- 写真や動画による記録が可能
- メモ書きが最初から音声で再生できる
- 保存した資料に直接メモ書きができる
毎回持ち運ぶ必要のある野帳を、スマホ1台あれば解決できるため、荷物が少なくなる点も魅力の1つです。
書類作成時間の削減


現場の仕事は、検査や安全書類などあらゆる分野で紙媒体の資料や書類が必要です。eYACHOは、書類を作成する時間の削減が期待できます。
今までは、事務所に戻ってから写真整理や資料作りなどをしなくてはならず、残業が多いことが懸念点でした。
eYACHOは、写真をクラウド上に貼り付け、直接指示が書き込めるため現場での資料完成が可能です。事務所に戻る必要もなく残業時間を大幅に削減できます。
入力項目の変更も現場の担当者がその場で対応できるため、生産性アップにつながるでしょう。
離れた場所でのコミュニケーション高速化
リアルタイムで情報を共有できる「Share(シェア)」機能が付いています。そのため、離れた場所でもコミュニケーションが取れます。
図面や写真を、現場と事務所で円滑な情報共有ができるのがメリットです。また、作業間の連絡調整や確認事項がすぐに共有できるので、連絡漏れを未然に防げます。
eYACHOの費用・料金


eYACHOの機能や特徴を紹介してきました。継続的に利用するサービスなら、費用・料金が一番気になるのではないでしょうか?
eYACHOの費用・料金の詳細を下記にてまとめました。
| 各種サービス | 費用 |
|---|---|
| 初期導入費 | 330,000円(税込) |
| 年間利用ライセンス | ベーシック版: 31,680円(税込) スタンダード版:41,580円(税込) プレミアム版: 51,480円(税込) 限定ユーザー版:13,200円(税込) |
| 月額利用ライセンス | ベーシック版: 3,520円(税込) スタンダード版: 4,620円(税込) プレミアム版: 5,720円(税込) 限定ユーザー版:13,20円(税込) |
| 無料トライアル | ◯(30日間) |
ベーシック版/スタンダード版/プレミアム版をご利用ユーザーが購入可能。
eYACHOは最小5ライセンスから、限定ユーザー版は、1ライセンスから購入可能です。
eYACHOは操作講習会やテンプレート作成サービスも提供しています。操作講習会は、インストール方法から帳票の作成など、一連の操作をわかりやすく教えてくれるサービスです。
また、テンプレート作成サービスは、現場ごとで利用するデータのテンプレート・ツールボックスの作成を行ってくれます。
無料トライアルも30日間用意されている為、eYACHOが気になる方はまずは使用感を試してみてください。
eYACHO導入の流れ


- 代理店へ問い合わせ
- デモ機能・資料請求・Zoomなどでの製品説明を受ける
- 実際に現場で試験導入(30日間)
- 操作性・機能・現場との相性を確認
- コスト・導入範囲(全社 or 一部現場)を決定
- 契約手続き(クラウド版 or オンプレミス)
- ユーザーアカウント発行
- 社内担当者(IT管理・現場管理)の選定
- マニュアル・テンプレートのカスタマイズ
- 必要に応じて機材準備(iPad・通信環境など)
- 管理者・現場担当者向けの操作研修(オンライン or 訪問)
- Q&A対応・社内マニュアル整備
- 現場単位または全社での本格利用スタート
- 運用支援(定期的なフォローアップ・課題共有)
eYACHOの導入の流れは、まず無料体験版を申し込み30日間試すことから始めます。
申し込み完了後、アカウントが発行されたらすぐに利用できます。
希望の方は公式HPの入力フォームからお申し込みください。
eYACHOの総合評価
今回は施工管理アプリ「eYACHO」を解説しました。
eYACHOは大林組や鹿島建設をはじめとした多くの大手ゼネコンで導入されており、業界内でも普及が進んでいる製品の一つです。
現場では元請け企業が指定したシステムの利用が求められるケースも少なくありません。そのため、自社で別の施工管理アプリを導入していても、元請けとのやりとりにおいては紙や電話といった手作業に戻らざるを得ない、といった非効率が発生することがあります。
eYACHOには協力会社向けのライセンスが用意されており、元請けがeYACHOを使用している場合には、シームレスな連携が可能になります。特に、大手ゼネコンとの取引がある企業にとっては、現場の業務効率を維持・向上させる観点から、eYACHOの導入は非常に大きなメリットとなる可能性は高いでしょう。
30日間の無料トライアルもある為、是非この機会にお試し利用から始めてみてください。
【厳選】おすすめ施工管理アプリの資料をまとめてダウンロード!
\ カンタン30秒で複数サービスを比較 /
工程管理/表、タスク管理、工事写真/黒板、図面共有/管理、日報/報告書など様々なシーンで導入される施工管理アプリ。現場TECHが厳選したおすすめ製品の資料をまとめてダウンロードいただけます。また、特典として、社内提案に活用できる19製品比較表エクセル資料も無料プレゼント。















