建設業の請求業務は、請求書の発行だけでなく、協力会社からの請求書受領や支払管理、工事別原価管理など幅広い業務が関わります。
そのため、請求書発行に特化した製品もあれば、工事別収支まで管理できる製品もあり、自社の課題に合った製品選びが重要です。
本記事では、建設業の請求管理システムを業務範囲ごとにタイプ分けし、自社に合った製品の選び方とおすすめ15製品を紹介します。
建設業向け請求管理システムは目的によって選ぶべき製品が異なる
建設業の請求業務は、請求書の発行だけでなく、協力会社への支払管理や出来高査定、現場ごとの原価管理なども並行して発生します。
そのため、一口に「請求管理システム」と言っても、請求書の作成・発行に特化した製品から、請求書の受領や支払管理を効率化する製品、さらには工事原価や利益(収支)まで一元管理できる製品まで、その機能は多岐にわたります。
自社の導入目的(ゴール)を明確にする
システムを選定する際は、まず請求業務のどの部分に課題を感じているのかを整理することが重要です。
- 請求書の作成・発行・電子化だけを効率化したい
- 協力会社から届く請求書の受領や支払管理まで行いたい
- 工事原価や収支(利益)の管理まで一元化したい
建設業では請求業務が原価管理や利益管理と密接に関わるため、料金だけで選ぶと後から別システムの追加導入が必要になるケースも。まずは「どこまで管理したいのか」を整理しておくことが重要です。
建設業向け請求管理システム 3つのタイプ
建設業向けの請求管理システムは、カバーする業務範囲によって大きく以下の3つのタイプに分類できます。
| タイプ | カバーする業務範囲 | 主な製品例 |
|---|---|---|
| ①発行・電子化特化型 | 請求書の作成・発行・送付 | 楽楽明細、Misoca、MakeLeaps |
| ②受領・支払管理特化型 | ①+請求書受領・支払管理・入金管理 | Bill One、請求管理ロボ |
| ③工事原価・収支管理型 | ①+②+現場別の原価・利益・収支管理 | サクミル、BtoBプラットフォーム、Digital Billder |
建設業では請求業務が工事原価管理と密接に関わるため、請求書の発行だけでなく、工事別収支まで管理できる③のタイプを選ぶ企業が多くなっています。
【①発行・電子化特化型】おすすめ請求管理システム(4製品)
| 製品名 | ![]() ![]() freee請求書 | ![]() ![]() マネーフォワードクラウド請求書 | ![]() ![]() Misoca | 楽楽明細 |
|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 100,000円 |
| 月額料金 | 1,980円~ | 2,980円~ | 666円~ | 25,000円~ |
| 無料トライアル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 請求書作成 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 見積書作成 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 発注書作成 | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
| インボイス対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 電子帳簿保存法対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| JIIMA認証 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 会計ソフト連携 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
料金は、有料・最小プラン選択時の金額です。
万一、比較表に不正確な点がある場合には、お手数ですが現場TECH編集部までお問い合わせお願い致します。
freee請求書


- Excelで請求書や見積書を作成している
- freee会計を利用している
- 請求書発行業務を低コストで電子化したい
- 一人親方や小規模工事会社
freee請求書は、請求書・見積書・発注書の作成に対応したクラウド請求書作成ソフトです。
無料プランから利用できるほか、インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しています。
また、freee会計との連携に対応しており、請求データから会計処理までを効率化できます。上位プランでは入金消込や債権管理にも対応しているため、請求後の管理業務まで効率化したい企業にも向いています。
建設業では、一人親方や小規模工事会社が請求書や見積書の作成を電子化したい場合には十分な選択肢となります。一方で、現場ごとの原価管理や出来高査定、協力会社管理などの建設業特有の業務には対応していない点は留意しておきましょう。
【料金プラン】
無料プラン:0円
スタンダード:1,980円〜
アドバンス:10,000円〜
マネーフォワードクラウド請求書


- マネーフォワード クラウド会計を利用している
- 会計・経費・給与などバックオフィス全体をまとめて管理したい
- 一人親方や小規模工事会社
freee請求書にも同じことが言えますが、マネーフォワード クラウド請求書も、建設業特有の原価管理や出来高査定に対応したシステムではありません。
そのため、工事ごとの収支管理を行うというよりは、見積書・請求書作成や会計処理の効率化を目的としたサービスと考えるとよいでしょう。
特にマネーフォワード クラウド会計や経費精算などを利用している企業では、請求書発行から会計処理までを同じサービス群で運用できる点が魅力です。
一人親方や小規模工事会社はもちろん、バックオフィス全体を統一したい中小建設会社にも向いています。
Misoca


- 月10通程度までの請求書を無料で作成したい
- Excelで作成している見積書・請求書をクラウド化したい
- 弥生会計や弥生シリーズを利用している
- シンプルな請求書作成ソフトを探している
Misocaは、見積書・納品書・請求書・領収書の作成に対応したクラウド請求書作成ソフトです。
月10通までの請求書作成であれば無料で利用でき、見積書・納品書・領収書の作成は無料プランでも無制限に対応しています。請求書のメール送付やPDFダウンロード、会計ソフト連携にも対応しているため、まずは請求書作成をExcelから切り替えたい企業でも導入しやすいサービスです。
freee請求書やマネーフォワード クラウド請求書と同様、建設業向けに特化したシステムではありません。そのため、工事ごとの原価管理や出来高査定を行うというよりは、請求書・見積書などの帳票作成をシンプルに効率化するためのツールと考えるとよいでしょう。
特に、請求書の発行件数が多くない一人親方や小規模工事会社、弥生会計を利用している企業に向いています。
楽楽明細


- 請求書・納品書・支払明細の発行件数が多い
- 印刷・封入・郵送作業を減らしたい
- 既存の販売管理システムやExcelのデータを活用したい
- 請求書の発行状況やダウンロード状況も確認したい
楽楽明細は、請求書・納品書・支払明細などの帳票をWeb・メール・郵送・FAXで発行できる電子請求書発行システムです。
freee請求書やMisocaが「請求書を作る」用途に近いのに対し、楽楽明細は「作成済みの帳票を大量に送る」業務の効率化に強みがあります。
CSVやPDFを取り込むだけで、取引先ごとに発行方法を振り分けられるため、毎月の請求書発送件数が多い企業に向いています。
建設業では、請求書・納品書・支払明細などの発送業務が多い企業向けのツールです。
【②受領・支払管理型】おすすめ請求管理システム(2製品)
| 製品名 | Bill One請求書受領 | ![]() ![]() 楽楽請求 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 100,000円 |
| 月額料金 | 要問い合わせ | 35,000円〜 |
| 無料トライアル | – | − |
| 請求書受領 | ◯ | ◯ |
| 支払依頼・支払管理 | ◯ | ◯ |
| 承認・ワークフロー | ◯ | ◯ |
| 会計ソフト連携 | ◯ | ◯ |
| ERP連携 | ◯ | △ |
| API提供 | ◯ | ◯ |
| 電子帳簿保存法対応 | ◯ | ◯ |
料金は、有料・最小プラン選択時の金額です。
万一、比較表に不正確な点がある場合には、お手数ですが現場TECH編集部までお問い合わせお願い致します。
Bill One請求書受領


- 協力会社から請求書が大量に届く
- 紙・PDF・メールが混在
- 支払処理を効率化したい
Bill Oneは、請求書の受領から承認・支払処理までを効率化できる請求書受領システムです。
郵送・メール・PDFなど、さまざまな方法で届く請求書を一か所に集約し、AIによるデータ化やワークフロー機能によって経理担当者の負担を軽減できます。会計ソフトやERPとの連携にも対応。確認・承認・支払処理までをまとめてデジタル化したい企業に向いています。
建設業では、協力会社から毎月多くの請求書が届く会社にとっては選択肢となる一方、工事別原価管理や出来高査定などは非対応な点は注意が必要。その場合は、他ツールとの併用が前提となります。
楽楽請求


- 協力会社からの請求書確認や支払処理に手間がかかっている
- 請求書の読み取り、仕訳作成、振込データ作成を効率化したい
- 電子帳簿保存法やインボイス制度に対応したい
楽楽請求は、紙やPDFなどで届く請求書を一元管理できる請求書受領システムです。
Bill One請求書受領と同じく、請求書の発行ではなく、受け取り後の処理を効率化するタイプの製品です。紙の請求書のスキャン、PDF請求書の取り込み、AI-OCRによる読み取り、支払依頼、仕訳データ作成、振込データ作成などに対応しています。
建設業では、協力会社から届く請求書の確認や支払処理が煩雑になっている会社に向いています。
一方で、こちらも工事別原価管理や出来高査定を行うシステムではないため、現場ごとの収支まで管理したい場合は、工事原価・収支管理型のシステムも確認しておくのがおすすめです。
【③工事原価・収支管理型】おすすめ請求管理システム(9製品)
| 製品名 | ![]() ![]() サクミル | ![]() ![]() BtoBプラットフォームTRADE | ![]() ![]() ANDPAD請求管理 | ![]() ![]() Anymore | ![]() ![]() KAKUSA | ![]() ![]() Digital Billder請求書 | ![]() ![]() AnyONE | ![]() ![]() SMAC工事管理 | ![]() ![]() 建て役者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 要問い合わせ | 100,000円 | 0円 | 要問い合わせ | 0円 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 30,000円~ |
| 月額料金 | 9,800円/30ID | 33,000円~ | 36,000円 | 15,000円~ | 要問い合わせ | 30,000円~ | 18,000円~ | 要問い合わせ | 4,000円~ |
| 無料トライアル | ◯(2ヶ月間) | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | – | – | ◯ |
| 請求書作成 | ◯ | ◯ | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 請求書受領 | △ | ◯ | △ | △ | – | ◯ | ◯ | – | ◯ |
| 原価管理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 工事別収支管理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 発注管理 | ◯ | ◯ | ◯ | △ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 出来高査定 | ◯ | ◯ | ◯ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 承認機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 会計ソフト連携 | △ | △ | ◯ | △ | △ | ◯ | △ | ◯ | – |
料金は、有料・最小プラン選択時の金額です。
万一、比較表に不正確な点がある場合には、お手数ですが現場TECH編集部までお問い合わせお願い致します。
サクミル


- 案件進捗と請求タイミングを一元管理
- 出来高請求と未請求残高の把握に対応
- 日報・原価情報を工事台帳に自動集計
| 対象規模(目安) | ~30名(小規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(建築・土木・設備・電気・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可・アプリ対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | 電話 / メール / 専属担当者 |
サクミルは、請求書作成や入金管理に加えて、案件管理・原価管理・工事台帳などをまとめて管理できます。見積データから請求書を作成でき、出来高請求にも対応しています。
請求管理機能だけでなく、実行予算・原価管理、発注・仕入管理、日報管理などと連動できる点も特徴です。案件ごとの売上・原価・利益を確認できるため、請求書の作成や入金状況の確認に加えて、工事ごとの収支把握まであわせて管理したい企業に向いています。
一方で、会計ソフト連携はCSV形式でのデータ出力を前提とするため、API連携や基幹システムとの高度な連携を求める場合は、事前に運用フローを確認しておく必要があります。
- 出来高請求や未請求残高の確認が必要な企業
- 工事ごとの売上・原価・利益を把握したい
- 見積・発注・請求を案件単位で管理したい現場
- 小規模企業で請求管理を含めた業務管理を整えたい
BtoBプラットフォームTRADE


- 紙・PDF・電子請求書の受取に対応
- 案件や担当者ごとに請求書を振り分け
- 出来高報告から請求書作成まで対応
| 対象規模(目安) | 10名〜数百名規模(中小企業〜大企業向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(建築・設備・電気・土木・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可・スマートフォン対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | カスタマーサポート/専任サポートスタッフ/操作講習会/説明会/使い方動画/マニュアル/FAQ |
BtoBプラットフォームTRADEは、建設業の見積・発注・契約・出来高報告・請求業務をオンラインで管理できる企業間取引プラットフォームです。
請求管理では、紙・PDF・電子データなど形式の異なる請求書をまとめて受け取れるほか、受領後の請求書を案件や担当者ごとに振り分けができます。現場代理人へ直接請求書を回したり、現場ごとにまとめて承認できるため、管理部門と現場部門の確認作業を整理しやすい点が特徴です。
また、見積・発注・検収・出来高報告・請求書のデータをつなげて管理が可能です。既存システムとの連携は、利用環境によって異なるため、導入前に連携範囲や運用方法を確認しておくとよいでしょう。
- 紙・PDF・電子データの請求書が混在している企業
- 請求書の振り分けや現場承認に手間がかかっている
- 発注内容と請求書の照合作業を効率化したい
ANDPAD請求管理


- 請求書の回収・振り分けを電子化
- 出来高査定や相殺金額の入力に対応
- 承認ステータスを一覧で確認可能
- 査定結果をCSVで出力可能
| 対象規模(目安) | 50名〜数百名規模(中規模〜大規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 建築・設備・電気・土木・リフォームなど建設業全般 |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可・アプリ対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | 電話/メール/チャット/導入支援/活用サポートあり |
ANDPAD請求管理は、建設業界向けに提供されている請求管理システムです。協力会社から届く請求書の回収、工事ごとの振り分け、出来高査定、立替経費などの相殺、承認、保管までをシステム上で管理できます。
協力会社が請求書をPDFで登録でき、登録された請求書はシステム側で振り分けられます。紙の請求書を現場ごとに仕分けたり、郵送したりする作業の削減につながります。
電子帳簿保存法に対応したデータ管理も可能です。一方で、請求書作成機能については詳細を確認できないため、自社発行の請求書作成まで含めて管理したい場合は、事前に問い合わせておくとよいでしょう。
- 協力会社からの請求書受領が多い企業
- 工事ごとの請求書振り分けに手間がかかっている
- 出来高査定や相殺処理の管理が必要
- 現場監督や部門長の承認業務を電子化したい
- 請求書データを会計システムへ連携したい
Anymore


- 見積・発注の明細を請求に引き継ぎ可能
- 請求書のメール送信・予約送信に対応
- 入金履歴と入金ステータスを管理可能
- 複数請求をグループ化して一括管理
| 対象規模(目安) | 10〜100名程度(小規模〜中規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(建築・設備・電気・土木・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可・アプリ対応 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン(iOS / Android)、タブレット |
| サポート体制 | 電話/メール/マニュアル/データ移行支援 |
Anymoreは、建設業・工事業向けのクラウド型施工管理システムです。案件の受注から工事完了・請求までの業務を一元管理でき、現場とオフィス、協力会社との情報共有にも対応しています。
請求管理では、取引先への請求を案件に紐づけて登録し、請求書の作成、メール送信、入金履歴の管理が可能です。見積もりや発注の明細を請求に引き継げるため、同じ内容を何度も入力する手間を減らせる点が特徴です。
複数の請求をまとめる請求グループにも対応しています。請求金額は売上実績、入金履歴は現金ベースの実績として集計され、請求後の入金状況も含めて管理が可能です。
- 月ごと・取引先ごとの請求をまとめたい場合
- 現場管理と請求管理を同じシステムで運用したい企業
- 請求後の入金状況まであわせて管理したい
KAKUSA


- 請求・入金と原価管理を一元化
- Excel・手書き管理から移行しやすい
- 利用する業務範囲を選択可能
- 操作指導や運用フォローに対応
| 対象規模(目安) | 5〜30名規模(小規模〜中規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 建築・リフォーム・設備・土木・舗装・防水・解体 など |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用可 |
| 対応端末・OS | PC(Windows / Mac)、スマートフォン |
| サポート体制 | 電話/メール/操作指導(リモート又は訪問) |
KAKUSAは、中小の建設工事業者向けに提供されているクラウド型の原価管理システムです。請求管理システムとしては、請求書作成や入金管理に加え、工事原価、売掛、買掛、発注、仕入などを工事単位で管理できる点が特徴です。
工事一覧表を起点に、請求履歴や入金履歴、工事台帳などを確認できるため、Excelや手書きで請求・入金・原価を別々に管理している企業では、情報の分散を抑えやすくなります。
請求書受領や出来高査定を中心にした製品ではないため、協力会社から届く請求書の処理や出来高に応じた請求査定を重視する場合は、対応範囲を事前に確認しておく必要があります。
- Excelや手書きで請求・入金を管理している企業
- 工事ごとの原価と請求状況をまとめて把握したい
- 5〜30名規模で管理体制を整えたい工事会社
- 請求管理と売掛・買掛管理をあわせて見直す必要がある
- 初めてシステムを導入するため操作面に不安がある
Digital Billder請求書


- 建設業向けの請求書受領に特化
- 出来高・保留金・相殺にも対応
- 請求書の受領から承認・保管まで完結
| 対象規模(目安) | 50名〜数百名規模(中規模〜大規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 建設業全般(建築・土木・設備・電気・リフォーム など) |
| 提供形態 | クラウド型(SaaS)/ブラウザ利用 |
| 対応端末・OS | PC(Windows10以降) Google Chrome / Microsoft Edge |
| サポート体制 | メール |
Digital Billder請求書は、建設業向けに特化した請求書受領サービスです。協力会社から届く請求書の受領・承認・保管をシステム上で行えるため、紙の請求書を現場や本社間で回収・確認する手間の軽減につながります。
工事と請求書を紐づけて管理可能なほか、注文書番号、取引先コード、工種、相殺金額など、建設業特有の項目にも対応しています。出来高調書や請求書明細などの付随資料も請求書とまとめて扱えるため、工事別の請求確認や承認業務を整理したい企業に向いています。
原価管理・会計システムとの連携については、自社で利用しているシステムとの連携可否や範囲を事前に確認しておくと安心でしょう。
- 協力会社からの請求書受領枚数が多い企業
- 出来高・保留金・相殺の確認が発生する現場
- 紙の請求書を本社と現場で回収している企業
AnyONE


- 工務店・リフォーム会社向けの業務管理システム
- 見積・発注・支払・請求・入金を工事単位で管理
- 業者請求と発注内容の突き合わせに対応
- 入出金状況から現場ごとの原価や利益を確認可能
| 対象規模(目安) | 〜50名程度(個人工務店〜中規模工務店向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 建築・リフォーム・電気工事・設備工事など |
| 提供形態 | クラウドサーバ利用型/Windows専用ソフト |
| 対応端末・OS | OS PC(Windows) |
| サポート体制 | 電話/メール/FAX/リモートサポート |
AnyONEは、工務店・リフォーム会社向けに開発された業務管理システムです。請求管理だけでなく、顧客管理、工事管理、見積、実行予算、発注、支払、入金管理まで幅広い業務を紐づけて管理できます。
請求管理の面では、工事ごとに請求や入金を入力できるほか、発注済みの内容と業者から届いた請求内容を突き合わせる支払管理にも対応しています。そのため、請求額や入金残、支払予定などを確認しながら、現場ごとに原価や利益の把握が可能です。
請求書の発行だけを効率化したい場合よりも、見積・発注・支払・入金までを一連の流れで管理したい工務店に向いています。Windows専用ソフトのため、事前に利用環境の確認が必要でしょう。
- 請求管理と原価管理を工事単位で見直したい企業
- 発注内容と業者請求の突き合わせを効率化したい
- 見積から発注、支払、入金までまとめて管理したい工務店
- Excel管理からの移行を検討している住宅会社
- 現場ごとの利益や入金残を把握しづらいと感じている企業
SMAC工事管理


- 締日での請求一括処理が可能
- 原価・仕入・支払管理と連携
- 必要な機能を選んで導入できる
- 導入後の機能追加にも対応
| 対象規模(目安) | 〜数十名規模(小規模〜中規模向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 全工種(総合建設業・土木・建築・舗装・造園・設備・電気・管工事・機械設備 など) |
| 提供形態 | オンプレミス型/スタンドアロン・LAN・WAN・クラウドサーバー構成に対応 |
| 対応端末・OS | OS PC(Windows 11)、サーバー(Windows Server 2025 / 2022 / 2019) |
| サポート体制 | メール/フリーダイヤル/オンラインサポート/導入サポート/保守サポート/訪問操作指導 |
SMAC工事管理は、建設業向けに開発された工事管理システムです。請求管理をはじめ、見積管理・実行予算・発注管理などの機能を組み合わせて利用できます。各機能が連携しているため、請求処理だけでなく、工事台帳への原価反映や支払データの作成など、周辺業務まで含めて管理が可能です。
導入については、必要な機能や利用台数を選び、稼働後に機能を追加することもできます。そのため、必要な範囲から段階的にシステムを導入したい企業にも向いています。
請求書受領の機能については確認できなかったため、協力会社から届く請求書の回収・確認まで電子化したい場合は、導入前に対応範囲を確認しておくと安心です。
- 工事台帳と請求処理を連動させたい現場
- 必要な機能から段階的に導入したい企業
- 締日ごとの請求処理に手間がかかっている
建て役者


- 請求入力と同時に実際原価へ反映
- EDIで受発注業務の電子化に対応
- 業務に合わせたカスタマイズが可能
| 対象規模(目安) | 10名〜数百名規模(中小企業〜大企業向け) |
|---|---|
| 対象工種 | 新築・リフォーム業界向け |
| 提供形態 | クラウド型/ブラウザ利用可 |
| 対応端末・OS | PC(Windows)、iPad(iPadOS) |
| サポート体制 | 電話/FAX/メール |
建て役者は、新築・リフォーム業界向けの総合管理システムです。顧客情報を中心に、商談、見積、契約、工程、実行予算、原価、発注、アフターまでを一元管理できます。
見積をもとに実行予算を作成し、その実行予算から発注書を作成したうえで、請求・支払まで管理可能です。取引先からの請求を入力すると、実際原価として工事台帳へ反映されるため、発注内容、請求状況、原価情報を案件単位で確認しやすくなります。
オプション機能としてEDIにも対応しており、取引先との受発注業務をクラウド上で進めることができます。一方で、カスタマイズや外部連携は別途費用が発生する場合があるため、導入前に問い合わせや確認が必要でしょう。
- 工事台帳と原価情報を連動させたい
- 月末の請求確認や支払処理で悩んでいる
- 自社の業務フローに合わせた運用が必要
- 新築・リフォーム業務までまとめて管理する現場
建設業向け請求管理システム導入時のよくある質問
まとめ|自社に合った建設業向け請求管理システムを選ぼう
建設業の請求業務は、請求書の発行だけでなく、受領・支払管理や工事別原価管理など幅広い業務が関わります。そのため、自社の課題に合わせて適切なタイプのシステムを選ぶことが重要です。
請求書発行業務を効率化したい → ①発行・電子化特化型
請求書の受領・支払管理を効率化したい → ②受領・支払管理特化型
工事別原価や収支まで管理したい → ③工事原価・収支管理型
気になる製品があれば、まずは資料請求や無料トライアルを利用して、操作性や自社業務との相性を比較してみましょう。






















