工事黒板アプリおすすめ8選!無料プラン含め料金・機能を比較して紹介

工事黒板アプリおすすめ8選!無料プラン含め料金・機能を比較して紹介

アナログの工事黒板は、現場での設置・書き換えの手間だけでなく、帰社後の写真整理や台帳作成まで、業務全体に負担が広がりがちです。こうした非効率を解消するため、黒板をアプリで運用する企業が増えています。

電子小黒板での撮影自体は無料アプリでも可能ですが、実務で使うには注意も必要です。無料アプリは「改ざん検知」などの公共工事基準を満たしていなかったり、写真の保存枚数やチーム間での共有機能に制限があったりするため、実務では物足りなさを感じるケースも少なくありません。

一方で、月額数千円程度で、チームで使用でき、写真の自動仕分けや台帳作成といった機能があるアプリもあります。現場の状況によっては有料の方が良いケースもあるでしょう。

本記事では、主要な工事黒板アプリの特徴とおすすめアプリを解説していきます。

工事写真に使えるアプリを検討中の方へ

撮影・整理・台帳作成などに使えるアプリの資料をまとめてDLできます(無料あり)。
機能やプランを比較できる13製品比較表(Excel)も無料プレゼント

目次

おすすめ工事黒板アプリ8選

主要な工事黒板アプリを8つピックアップして、一覧で比較しています。まずは対応機能や運用規模をもとに、自社に合いそうなアプリのあたりをつけてみてください。

スクロールできます
アプリ名料金目安向いている規模対応端末黒板後付け台帳・報告書作成電子納品 (改ざん検知含む)

KANNA ←おすすめ(Appstore★4.3)
初期費用:0円
月額:0円~
小規模〜大規模までPC・スマホ・タブレット非対応アプリ内で作成可対応

Anymore
初期費用:0円
月額:見積り
小規模施工会社PC・スマホ・LINE対応ワンクリック自動作成要問い合わせ

eYACHO
ベーシック: 3,520円
スタンダード: 4,620円
プレミアム:  5,720円
限定ユーザー:13,20円
中規模〜PC・スマホ・タブレット非対応アプリ内で作成可対応

電子小黒板PhotoManager
アプリ:無料
PC版:1年間無料
個人〜
有料は本格実務向け
iOS / Android非対応PCソフトと連携対応

現場DEカメラ
LITE:無料PRO:約3,000円(買切)個人〜現場単位iOSのみ非対応PCソフトと連携PROのみ対応

ミライ工事
フリー個人利用:0円
法人:2,750円/人〜
個人〜法人PC・スマホ・タブレット対応スマホで完結対応

蔵衛門
月額:月1,300円/人〜
フリープランは実質トライアル
小規模〜大規模iOS・専用タブレット非対応自動作成機能あり対応

工事写真V2
1日10枚まで無料
枚数開放24時間パス:480円
個人・スポット利用iOSのみ対応Excel形式出力非対応

KANNA

施工管理アプリKANNA
引用元:KANNA公式
初期費用0円
月額費用
無料トライアル
写真・図面管理
写真台帳作成
電子黒板付き撮影
写真の自動振り分け
改ざん防止機能
対応端末iPhone 、iPad 、android 、PC (クラウドサービス)

KANNAのおすすめポイント

  • シンプルなデザイン・UIで、年齢層問わず現場に馴染みやすい
  • 初期費用0円・月額0円から始められる
  • 専属担当者が導入をサポート

KANNAは、月額0円~、写真管理や工程管理、チャット機能などを備えた施工管理アプリです。アプリストアのレビュー評価で常に高評価を獲得する建設の現場で人気のアプリです。(2026年3月時点【Appstore★4.3】)

電子小黒板機能は、オプションで対応しています。

シンプルデザインで、直感的な操作で、スマホやタブレットから黒板付き写真の撮影が可能です。黒板テンプレートは現場ごとに作成でき、必要な情報を整理した状態で撮影・記録できます。

改ざん検知にも対応。撮影した写真はそのまま台帳として出力することも可能です。

機能は柔軟にカスタマイズ可能で、規模に合わせて複数プランも用意されているので、ぜひ以下公式サイトより資料DLして詳細もご確認ください。

Anymore

引用元:Anymore公式
機能・できること写真撮影・保存、電子黒板付き撮影、黒板後付け、写真の自動整理、工事写真台帳作成(Excel・PDF)、クラウド保管
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ(容量・利用状況により変動)
無料トライアル◯(1ヶ月)
対応端末スマートフォン(iOS / Android)、PC(ブラウザ対応)
運営会社Anymore株式会社

Anymoreは、LINE連携で現場報告や写真管理ができる施工管理アプリです。
電子小黒板にも対応しており、スマホでの撮影に加えて、既存の写真に黒板を後から合成する機能も利用できます。

撮影した写真は自動で整理され、必要な写真を選ぶだけで台帳を作成できます。
現場からの報告や写真共有もLINE上で完結するため、操作に慣れていない現場でも導入しやすい点が特徴です。

一方で、工程管理や見積・請求管理なども含めた構成のため、黒板機能のみを目的とする場合は機能が過剰になるケースがあります。

現場と事務所の連携や、写真業務を含めた全体の効率化を進めたい場合に適したアプリです。

eYACHO

eYACHOとは
引用元:eYACHO公式
初期費用330,000円
年間利用ライセンスベーシック版: 31,680円(税込)
スタンダード版:41,580円(税込)
プレミアム版: 51,480円(税込)
限定ユーザー版:13,200円(税込)
月額利用ライセンスベーシック版: 3,520円(税込)
スタンダード版: 4,620円(税込)
プレミアム版:  5,720円(税込)
限定ユーザー版:13,20円(税込)
無料トライアル◯(30日間)
写真・図面管理
写真台帳作成
電子黒板
写真の自動振り分け
改ざん防止機能
対応端末iPhone 、iPad 、android 、PC (クラウドサービス)

eYACHOのおすすめポイント

  • 電子小黒板を利用した工事写真撮影が可能
  • 手書きでコメントを直接記入できる
  • ​​デジタル工事写真の小黒板情報連携機能対応ソフトウェアに認定されている

eYACHOは、電子黒板付きの写真撮影から図面・帳票管理まで対応した施工管理アプリです。

電子黒板では、工事名や工種、撮影日時などの情報を写真に自動反映でき、手書きや転記の手間を削減しながら正確な記録を残せます。

また、図面上のピン情報や外部データをもとに、黒板データを一括作成できる点も特徴です。

改ざん検知や小黒板情報連携にも対応しており、公共工事の電子納品にも利用できます。

撮影データの信頼性を担保しやすく、品質管理や監査対応にも適した構成です。

加えて、大手ゼネコンでの導入実績もあり、元請けと同じシステムで運用したい場合にも選択肢となります。

無料トライアルも用意されており、導入前に操作感を確認することが可能です。

無料で使えるアプリはある?

工事黒板アプリは無料でも使えますが、完全に制限なく使えるアプリはなく、多くは「フリーミアム型」のサービスです。

つまり、一部機能は無料で使えるものの、実務で使うための機能や容量には制限があり、用途に応じて有料プランへの移行が前提となっています。

無料アプリの仕組み

無料で使える工事黒板は何かしらの制限が設定されています。

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タイプ制限内容向いているケースアプリ例
①機能制限タイプ改ざん検知や電子納品など、一部の業務機能が使えない民間工事のみ/個人利用現場DEカメラLITE、電子小黒板PhotoManager
②容量・枚数制限タイプ保存容量や撮影枚数に制限があり、一定以上は利用不可個人利用/短期利用ミライ工事(フリー版)、工事写真V2
③プロジェクト・機能制限タイプ工事数や機能に制限があり、本格運用には不向きトライアル利用/1現場のみ蔵衛門(フリープラン)
現場TECH編集部

無料アプリは、”写真60枚まで”といった容量制限や、”1現場しか登録できない”などの制約が多いのが実情。 「すでに複数の現場を抱えている」「チームで写真を共有したい」「整理や台帳作成機能も欲しい」「公共工事に対応したい」といった場合には、最初から有料アプリを検討したほうが、データの移行手間もなくスムーズに運用できます。
人気工事黒板アプリ比較はこちら

代表的な無料工事黒板アプリ5選

それでは、無料で利用可能な工事黒板アプリを5つピックアップしてご紹介します。特徴や制限の範囲を確認して、自身の用途に適しているか確認していみましょう。

現場DEカメラLITE

【8】現場DEカメラ
引用元:現場DEカメラ公式

容量制限はない(デバイス容量に依存)ものの、改ざん検知や手書き描面、加工は有料ツールと連携必須。民間・社内記録向け

無料版でありながら、撮影枚数や保存容量に明確な制限がなく、広告表示もありません。また、DropboxやBoxといったクラウドサービスへの転送にも対応しており、撮影データを効率的に管理できます。

一方で、公共工事の電子納品に必要な改ざん検知には対応していません。加えて、写真への手書き描画や図面貼り付け、黒板の半透明化といった編集機能も利用できません。

そのため、公共工事への対応や現場での写真加工が必要になった場合は、有料版または他の業務向けアプリの検討が前提となります。

ダウンロードはこちら

ミライ工事(フリー版)

【5】ミライ工事
引用元:ミライ工事公式

フリープランの容量は30MB(写真約60枚)に制限。継続利用は有料移行が前提

無料版でも改ざん検知に対応しており、公共工事にも利用可能な点が特徴です。スマホ単体でPDF台帳まで作成できます。

ただし、容量は30MB(写真約60枚)に制限されており、現場一つで埋まってしまう程度なので、継続利用する場合は実質月額プランの利用が前提となります。また、Excel出力は月額制の有料プランが前提となります。

有料プランは機能や規模に応じて複数プランが用意されているので、有料でも良いという場合は公式サイトもチェックしてみてましょう。

ダウンロードはこちら

工事写真V2

引用元:工事写真公式

1日10枚までが無料。継続利用の場合は月額プランが実質必須

1日10枚まで無料で黒板付き撮影ができるアプリで、必要に応じて制限を解除できる仕組みが特徴です。

24時間単位で利用できる有料パスが用意されており、特定の日だけ撮影枚数を増やすことができます。

一方で、日常的に撮影が発生する現場では、無料枠の上限にすぐ達してしまいます。

継続的に利用する場合は、都度課金または月額プランの検討が前提となります。

ダウンロードはこちら

蔵衛門(フリープラン)

引用元:蔵衞門公式

工事数は1つのみ登録可。実質、蔵衛門のトライアル用途

工事写真関連機能を一通り網羅した製品蔵衛門の無料プランです。

黒板テンプレートや図面への書き込み、チーム共有機能などを試すことができます。

一方で、撮影した写真に広告が表示されるため、発注者への提出用途には適していません。

また、管理できる工事数は1つのみで、本格的な運用には向かない設計です。

そのため、操作性や機能を確認するための試用用途として利用されるケースが中心となります。

ダウンロードはこちら

電子小黒板PhotoManager

初回1年間は無料で基本機能が利用可能。2年目移行継続は有料移行

電子小黒板 PhotoManagerは、アプリとPCソフトを組み合わせて使う写真管理ツールです。スマホでの撮影に加え、PCソフトも初回1年間は無料で利用でき、写真整理や電子納品まで含めた運用を試すことができます。

無料版でも改ざん検知に対応。撮影時の情報をもとにPC側で写真を自動仕分けできる点も特徴です。

一方で、PCソフトは1年間限定のため、継続利用にはライセンス契約が前提となります。また、写真への注釈追加など一部の機能は有料版のみ対応しています。

スマホ単体で完結するアプリではなく、現場で撮影し、事務所でPC整理・電子納品を行う運用に適した構成です。

ダウンロードはこちら

まとめ

工事黒板アプリは、黒板付きの写真撮影だけであれば無料でも利用できますが、写真管理や台帳作成、電子納品まで含めて運用する場合は機能や容量の制限に注意が必要です。

無料アプリは「まず試す」「小規模で使う」といった用途には適していますが、現場数や写真点数が増えるほど、運用が難しくなるケースも多くなります。

一方で、有料アプリは写真の自動整理や台帳作成、チーム共有などに対応しており、
業務全体の効率化を前提に設計されています。

そのため、
個人利用や試験導入 → 無料アプリ
複数現場・チーム運用 → 有料アプリ
といった形で、目的や運用規模に応じて選択することが重要です。

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蔵衛門工事黒板
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著者情報

施工管理業務の効率化や建設DX・ペーパーレス化を中心に、建設業における業務改善やデジタル活用について、調査・整理・解説を行っています。国土交通省の公開資料を参照し、制度背景と現場実務のズレが生じやすいポイントを、実務目線で噛み砕いて解説しています。

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